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神戸の老舗食品企業の1社が歴史に幕を閉じた

2019-04-09 22:24:05 | ビジネス
~「十一の奈良漬」で有名な老舗企業~

信用調査会社の帝国データバンクと東京商工リサーチは
8日、「十一の奈良漬」で知られる漬物製造・販売の
黒田食品(神戸市兵庫区)が事業を停止し、法的手続き
に移ると発表した。帝国データによると、2018年3
月期末時点の負債額は約9億100万円。
 今年3月、黒田食品が輸入・販売する中国産甘酢らっ
きょうの中に、残留農薬が基準値を超えている製品があ
ることが判明。だが、自主回収の資金や人材確保のめど
が立たず、事業継続は困難と判断したという。
 今後も自主回収をしない予定で、同社はホームページ
上で「(同商品を)体重50キロの人が、生涯毎日3・3
キロ食べ続けても健康に悪影響はない」と説明。現時点で
健康被害の報告はないという。
 1913(大正2)年創業。福神漬け、らっきょう漬け
などの卸を主体に奈良漬などを製造していた。需要減退で
近年は売り上げが半減したが、経常損益で黒字を確保して
いたという。


売上高
1992年 47億5000万円
2018年 17億8300万円

92年といえばバブル崩壊の直前。26年後には

売上がおよそ30億円ダウン。7400万円の赤字。

神戸中央市場の付近のレトロな同社の社屋は意外と存在感

があり、堅実なイメージの同社であった。

以前「売上は会社の勢いである」旨のテーマをとりあげた。

改めて売上高の重要性を示唆する今回のニュースであろう。





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