営業と経理の二刀流に挑む‼️

硬い話題を柔らかくどうでもいい話を真面目に語ることをモットーに書いています。

会計のねじれは存在する

2020-10-16 22:00:00 | ビジネス
今回は大学の卒論にでも

使えそうなテーマだ。

※硬いテーマなので会計に
興味がある方は読み進めて
ください。


在庫の評価方法は

決算に大きく影響する。

当たり前ではあるが

過大に計上すれば

利益が水増しされ、

過少に計上すれば

利益が減る分、

税金の申告が過少になる。

故に在庫評価方法は

厳格に決める必要があるし、

ころころと変更出来るもの

でもない。


例えば卸売業など商社では

最終仕入原価法を採用して

いる会社は税務上問題はない

が、金商法では実は問題がある。

つまりIPO を目指している

企業は最終仕入原価法では

上場が出来ないのである。

あるIPO を目指していた商社

は最終仕入原価法から個別法

へ評価方法を変更しようと

税務署へ届出をした。

しかし税務署は逆に個別法は

認められないという解釈で

棄却した。その理由は

多品種、ロットで管理して

いる卸売業では個別法が

そぐわないそうだ。

制度会計と税務会計のねじれ

がここに存在するのである。






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