誕生日

在米当時に知り合って、友人になった
同じコンドミニアムのマリーンズ(海兵隊員)
彼は根っからの親日家で、今でも思い出すなぁ
彼が管理人のスティーブから、
日本人が入居したと聞いたらしく
ある日、プールサイドの
テーブルベンチで寛いでいたら
人なつっこい表情で、話しかけてきて
いきなり、東条英機やら山本五十六は
素晴らしいとか何やらと、
ディープな話をしてきたのが最初。
彼のコレクションも並み大抵な物とは違い
戦時中の切手や赤紙
更に日本軍将校の拳銃＆実弾＆軍刀
コレクションの数も内容もハンパじゃなかったなぁ
まあその親日家の友人の誕生日なので
メールでオメデトウを贈って完了！
ただその友人に聞かされた
衝撃的な悲劇も思い出してしまう
９１１以降に在住していたので
正にその９１１そのものの悲劇だった
友人の従兄弟と姪(当時４才)の人生が
突如として、本人達の意思関係無く、
幕を下ろされてしまった。
そしてその2人の写真も見たよ
ショックだったし
涙が溢れ出して止まらなかった

その友人はその後
討伐作戦に加わりイラクに飛んだ
作戦に加わる以前に彼は
「悲劇の連鎖だ」と溢していた
「見えぬ敵との戦い」と憂いていた
それ依頼
直接会っていないけど
メールでたまに現況を報告しあってる
彼は負傷して退役したと言っていたが
左脚を対人地雷で膝から下を失っている

宗教論争も宗教倫理も論じる気は無いが
あれは「９１１テロは世界に目を向けて貰う為の行為」
なんて事を報じていたニュース！
憤りしか感じなかったよ
「聖戦」なんて何を勘違いしているのか
テロは人としての最後の一線を超えた
卑劣な行為以外無い
人を殺めろなんて教えの宗教が
この世界に未だに存在しているなんて

かなり前に日本で知り合った
その宗教信者は
豚肉を美味いと言いながら
山ほど食べていたし
酒も浴びるほど飲んでいた。
その時に聞いた事がある
「豚肉も酒も戒律で厳禁だろ？」と
そうしたら
「ここは日本だから神様は居ないから平気」
いま考えれば、矛盾した宗教なんだなぁと
心底思うよ。

カトリックと元々同じなクセに
テロが聖戦なんて言うんじゃ
信者も気の毒

宗教とは平和を説くもの
私はそう信じて止まないな、