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紫川中流域の野鳥

北九州市を南から北へ約20km流れる紫川。その中流域でラインセンサスによる野鳥観察記録。

快晴(2025/04/26)

2025年04月26日 | 日記
冬に晴れた日は放射冷却で冷え込むが、今朝もこの時期としては9℃と低い気温だった。
ほとんど風はなく、澄んだ青空の快晴の春爛漫の天気になった。
楽しませてくれた今年のサクラは早くも葉が茂り、眩しいくらいの新緑になった。
山は萌え、降り注ぐ美しさのフジの花も今が盛り。
探鳥の方は、冬鳥がほとんど去り、繁殖期を迎え種数、個体数ともに減って来た。


紫川河畔公園のフジ。



サクラと入れ替わるように咲いていた。
恐らくヤマフジだと思われる。


甲羅干しするミシシッピアカミミガメ。



これから夏にかけて甲羅干しする姿をあちこちで見られる。
環境省の特定外来生物に指定され、全国的に分布を拡大している。


車のウインドウガラスに止まったモンカゲロウ。



寿命は短い。
魚の絶好の餌になることから、疑似餌もこのカゲロウに似せて作られることが多い。


繁殖羽に変わって来たダイサギ。



顔が緑色になって来た。
レースのような飾り羽も美しい。


巣材を集めて咥えたムクドリ。



この後、住宅が密集する方向に飛んで行った。
ムクドリは雨戸の戸袋や換気口などに営巣する。


魚の死骸を食べるトビ。



トビは生餌をほとんど捕らず、死骸や残飯などを漁る。
右足で抑えている魚の頭から推測すると、大きさは30㎝を超えるが、人が棄てた魚のアラかもしれない。


トビの食事を邪魔したハシブトガラス。



トビが食べていた餌をハシブトガラスが追い払って横取りした。
トビは精悍な顔立ちをしているが、カラスよりも下位である。


ガードレールに止まったハクセキレイ。



ハクセキレイは北日本で繁殖が多いが、一部は留鳥としてとどまり、西日本でも繁殖している。


河原の石に止まったセグロセキレイ。



ただいま絶賛繁殖中。
抱卵のためか、個体数が少なくなった。


水辺で採餌するイソシギ。



このイソシギのそばにもう1羽いたのでペアと思われるが、雌雄ほとんど同じなので見分けは難しい。
紫川上流域で繁殖している。


飛び立とうとしているカワウ。



カワウは水面を走りながらはばたく。
滑空しながら舞い上がる。


電線に止まったモズの♀。



尾はのの字を書くように回す。
モズは繁殖活動が早いので、恐らく繁殖活動は終えたものと思われる。


今日のカワセミ。







本日の観察記録は次の通り。


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