高速道路の『休日特別割引』が始まったが、割引が受けられるのはETC利用に限定。ETC未利用者には不公平という声があるが、ETCを利用すると2重、3重の割引も可能。ETCを早く取り付けるべきだろう。
3/28から高速道路の『休日特別割引』が始まり、3/30からは『平日昼間割引』も始まった。『平日昼間割引』は『休日特別割引』と同様に平成23年3月末までの2年間限定の割引であり、いずれもETC利用の場合に適用される。従来よりある『深夜割引、通勤割引、早朝夜間割引』を加えるとETC割引は5種に拡大し、覚え切れないほど。更には、期間限定の周遊券『ドラ割』もある。
このようにETCに限定した割引には、ETC未利用者からは不公平だという声があがっている。確かにETCには問題もあるのだが、ここまで来ると逆戻りすることは無いだろう。ならば、割引目当てに、ETCに切替えてもよいのではないか。
ETCに関する割引は2重、更には3重になるので上手く利用した方がよい。結論から先に示すと、
a)ETC割引(深夜割引、通勤割引、休日特別割引など)
b)ETCマイレージ・サービス
c)ETC料金決済用クレジットカードのポイント
の3点である。
bの『ETCマイレージ・サービス』は高速道路会社のサービスである。ETC割引後の高速料金50円当たり1ポイントが付与され、ポイント交換単位に応じた還元(無料走行分)がある。
【ETCマイレージのポイント交換】
交換単位 還元額(還元率)
100ポイント 200円(200/5,000=4%)
200ポイント 500円(500/10,000=5%)
600ポイント 2,500円(2,500/30,000=8.3%)
1,000ポイント 8,000円(8,000/50,000=16%)
600とか1000ポイントの還元率は魅力的。例えば1,000ポイントだと、高速料金5万円分利用した時に付与されるポイントである。5万円で8000円の無料通行となるので、還元率は16%。他には無い高率である。
3重目となるのがcである。ECT利用額は最終的にはクレジットカードで決済される。決済金額に応じてポイントが付く。このポイントはクレジットのポイントであり、『ETCマイレージ』とは別。つまり実質的には3重の割引ということになる。なお、“E-NEXCO”など、高速道路会社のカードだと高速料金の支払にポイントを直接使えるようだ。
私は、子会社への出向で単身赴任したときから高速を良く使うようになった。親会社に行くときとか、週末にお土産(洗濯物)を持って自宅に帰るときに利用した。当初はETCが無く、『ハイウェイ・カード(ハイカ)』を利用した。5万円のカードだと5万8千円分利用できるので大変助かった。
その後ETCが始まっても、ハイカは継続使用されていた。ところが、偽造問題を契機に高額ハイカが廃止され、代わりに始まったのが『ETC前払サービス』である。前払額に応じて使える金額が上乗せされるもので、上乗せはハイカと同率であった。
このサービスはETC利用に限定されており、ハードルとしては高い気がした。しかしながら、いずれはETCが必要と考え、取り付けたのである。工事代含めて1万5千円程度だったと記憶。この出費も、前払サービスの還元により半年ほどで回収できてしまった。この前払サービスも『ETCマイレージ』に置き換わったのである。
車に乗らないとか、乗っても高速は利用しないならETCは不用。割引があったとしても、使わないのが究極の節約術である。しかし、高速を使うのであれば、今やETCは必需品といえるだろう。
3/28から高速道路の『休日特別割引』が始まり、3/30からは『平日昼間割引』も始まった。『平日昼間割引』は『休日特別割引』と同様に平成23年3月末までの2年間限定の割引であり、いずれもETC利用の場合に適用される。従来よりある『深夜割引、通勤割引、早朝夜間割引』を加えるとETC割引は5種に拡大し、覚え切れないほど。更には、期間限定の周遊券『ドラ割』もある。
このようにETCに限定した割引には、ETC未利用者からは不公平だという声があがっている。確かにETCには問題もあるのだが、ここまで来ると逆戻りすることは無いだろう。ならば、割引目当てに、ETCに切替えてもよいのではないか。
ETCに関する割引は2重、更には3重になるので上手く利用した方がよい。結論から先に示すと、
a)ETC割引(深夜割引、通勤割引、休日特別割引など)
b)ETCマイレージ・サービス
c)ETC料金決済用クレジットカードのポイント
の3点である。
bの『ETCマイレージ・サービス』は高速道路会社のサービスである。ETC割引後の高速料金50円当たり1ポイントが付与され、ポイント交換単位に応じた還元(無料走行分)がある。
【ETCマイレージのポイント交換】
交換単位 還元額(還元率)
100ポイント 200円(200/5,000=4%)
200ポイント 500円(500/10,000=5%)
600ポイント 2,500円(2,500/30,000=8.3%)
1,000ポイント 8,000円(8,000/50,000=16%)
600とか1000ポイントの還元率は魅力的。例えば1,000ポイントだと、高速料金5万円分利用した時に付与されるポイントである。5万円で8000円の無料通行となるので、還元率は16%。他には無い高率である。
3重目となるのがcである。ECT利用額は最終的にはクレジットカードで決済される。決済金額に応じてポイントが付く。このポイントはクレジットのポイントであり、『ETCマイレージ』とは別。つまり実質的には3重の割引ということになる。なお、“E-NEXCO”など、高速道路会社のカードだと高速料金の支払にポイントを直接使えるようだ。
私は、子会社への出向で単身赴任したときから高速を良く使うようになった。親会社に行くときとか、週末にお土産(洗濯物)を持って自宅に帰るときに利用した。当初はETCが無く、『ハイウェイ・カード(ハイカ)』を利用した。5万円のカードだと5万8千円分利用できるので大変助かった。
その後ETCが始まっても、ハイカは継続使用されていた。ところが、偽造問題を契機に高額ハイカが廃止され、代わりに始まったのが『ETC前払サービス』である。前払額に応じて使える金額が上乗せされるもので、上乗せはハイカと同率であった。
このサービスはETC利用に限定されており、ハードルとしては高い気がした。しかしながら、いずれはETCが必要と考え、取り付けたのである。工事代含めて1万5千円程度だったと記憶。この出費も、前払サービスの還元により半年ほどで回収できてしまった。この前払サービスも『ETCマイレージ』に置き換わったのである。
車に乗らないとか、乗っても高速は利用しないならETCは不用。割引があったとしても、使わないのが究極の節約術である。しかし、高速を使うのであれば、今やETCは必需品といえるだろう。