定年後のパソコン生活

ボケ防止もかねて新たなパソコン活用にチャレンジ中。パソコンで実際に体験したことを主体に記述。

母が急速に衰えてきた

2008-11-13 09:51:23 | 親の介護
 暫くブログ更新を休んでしまった。90歳の母の調子が思わしくなく、急遽田舎に駆けつけて3週間以上になる。

 田舎で一人暮らしをしている母から「調子が悪いので来て欲しい」という電話があった。話しを聞いても良く分からない。9月の検査で認知症の初期段階と診断され、クスリを飲み始めたのだが、薬の影響だろうか。パーキンソン病だった父の場合、クスリが効き過ぎたり効かなかったりと、微妙なコントロールで苦心した。同様のことが起きたのだろうかと心配しつつ、急いで駆けつけた。

 田舎に着いて様子を聞くと、ここ1週間近く食べたり食べなかったりという状態で、全く元気がない。ともかく、点滴だけでもと掛かり付けの医者に連れて行った。診察結果も特段の異常はなく、認知症のクスリの副作用とは思えないという。認知症の薬はパーキンソン病のような微妙なコントロールは不要で、しかも投薬後の血液検査でも異常は無いので体に合わないとはいえないという。

 その日は結局、点滴だけ受けた。何はともあれ、先ずは体力回復が必要。少しづつでも食べるようにさせた。数日して食欲も戻り、体調も戻ってきた。しかし、歩くのもヨタヨタしており、夏頃よりも衰えているのは事実。

 この状態では一人暮らしは無理。施設に入れるか、引き取るか。これまでも介護センターのケアーマネジャーにも相談。母の状況も見てもらったのだが、「要支援」の認定が受けられるか微妙と言われていた。微妙とは「不可」ということ。

 ならば、有料の老人ホームはどうか。ピンからキリまであるのだが、どこも高額の一時金が必要。母の居る地域だと一時金も東京辺りに比べて1/2とか1/3。でも、田舎では頻繁に様子を見にくることが出来ない。それよりも、現時点で施設など母は絶対に拒否するだろう。母が拒否することが分かっていながら、自分は一体何を調べているのだろう。かなり狼狽気味。

 もはや引き取るしかない。でも困ったことがある。自宅一階には母のための部屋がない。引き取ることを想定してリホームを考えたのだが、思うような間取りにならない。これまで母が「東京には行かない」と言い張っていたこともあり、リホームするか住換えるか思案していたところであった。

 状況変化がこれほど早く来るとは思ってもなく、考えが甘かった。それよりも、これからどうするかである。リホームか住換えをするにしても、東京に戻らなくては進められない。その間、母をどうするか。

 施設に一時的に入居できないか、ケアーマネジャーに尋ねてみた。有料老人ホームに1週間でよければ交渉してみるというが、それでは短い。一時入居とは入居希望者向けの体験入居のことで、私のような身勝手な要望に応えてくれる施設はないのだろう。

 兄弟がいれば交代も可能だが、一人っ子の身では不可能なこと。妻も体調崩しており、直ぐには動けない。これでは、身動きが取れない。多少不満な間取りであってもリホームをしておけば良かったと後悔。


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