玖波大歳神社

神社についての歴史と知識

神宮大麻と氏神様のお神札

2014-06-13 21:49:08 | 日記
【お伊勢さま】
 伊勢の神宮は、古くから「お伊勢さま」と親しまれ、皇大神宮(内宮)と豊受大神宮(外宮)を中心とする日本で最も貴いお宮です。
 天照大御神をおまつり申し上げる「内宮」は、皇室の御祖先神として尊ばれ、また、国民の総氏神として仰がれています。
 豊受大御神をおまつり申し上げる「外宮」は、衣食住、ひいては産業の守り神としてあがめられています。

【お伊勢さまのお神札】
 神宮大麻は、「お伊勢さん」「お正月さん」として親しまれている天照大御神のお神札です。
 お神札を毎年新しくお受けするのは新しい年を迎え、すべてがあらたまるとき、初日の出を拝むように毎年新たなる御神徳とみずみずしい生命の力をいただくという祈りがこめられているのです。
 ご家庭でお神札をまつり、今日もお伊勢さまに見守っていただいて生活するという気持ちは、きっとあなたの一日を充実したものにすることでしょう。

【お神札のまつり方】
 神棚は明るく清らかなところで、目の高さよりは少し上におまつりします。お神札が南か東に向くのが一般的ですが家の間取りによってはおまつりするのにふさわしい場所であれば良いでしょう。

 神棚がない家庭ではとりあえずタンスや書棚の上に白い紙を敷くなどしておまつりして頂くのも良いでしょう。
【お供え】
 神棚には毎朝、お米、お塩、お水などをお供えして拝礼します。
 御神酒、季節の初物、お土産等は、その都度お供えし、感謝をこめて、のちほど頂戴します。

【お参りの作法】
神社の参拝方法と同様に、二拝(深くお辞儀を二回)二拍手(手を二回たたく)一拝(深くお辞儀を一回)です。

一年間お守りいただいた古いお神札は感謝をこめて、氏神さまに納めましょう。

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