- 私たちが目指しているものは、「どこででも通用する人材の育成」です。「仏法真理の空間だけで通用して、それ以外では通用しない」というような人をいくらつくっても、世の中は変わりません。
- 仏法真理を学んで心が変わり、そして、その光を世の中にも還元できるようなみなさんであって初めて、修行が生きていると言えるのです。
- 私たちの正精進とは、決して、「千日回峰」のように山の中を歩いたり、滝に打たれたりすることでもなければ、仏法真理の知識をたくさん詰め込んで、それを競うようなものでもありません。これらはあくまでも材料であり、仏法真理を学ぶことによって、実生活にその光がでなければ、まったく意味がないのです。
- 仏法真理に触れることによって心がくらりと一転し、心を開き、自己改革に取り組み、自分の欠点を修正し、いっそう素晴らしい、今までになかったような完成度の高い人間になっていただきたいのです。
『真説・八正道』 第7章 正精進