■「ハイアールアジアインターナショナル」社長?伊藤嘉明さん(44)
――中国企業が日本の家電大手の一部門を買収してできた会社ですね。どんな会社をめざしていますか。
「三洋電機が培ってきた技術や品質を強化しながら継承し、アジアを代表する会社になる。三洋出身者は、まっすぐに物事を追求する方が多い。そのDNAに、ハイアールの経営スピードを組み合わせたら最強になる。中国資本の会社が、日本のものづくりを評価してくれたことに対するお返しという考えもある」
――6月には、斬新な家電で有名なアマダナ(東京)と提携しましたね。