ボードゲームノマド

長崎、佐賀、福岡で不定期に活動する遊牧ボードゲーム会。興味のある方はどなたでも自由にご参加いただけます。

有田不定期ボードゲーム会2013 レポート

2013年01月30日 | レポート

有田にて開催しました不定期ボードゲーム会。この日、総勢20名(ブログ主含む)が参加して下さいました。
有田で活動するS.B.Cさんにもカタンを中心に参加して頂き、数名の子供たちも交えてのファミリー指向のゲーム会となりました。もっとも親の方は始終カタンに熱中していたご様子でしたが(;^_^


スコットランド・ヤード。
一人がミスターX(犯人)役になりロンドン市中を逃走、捜査官役の残りのプレイヤーが潜伏しているXの移動経路を推理しながら追跡していって逮捕を目指す。半協力型ゲームなので手慣れた人、初心者、子供、皆で相談しながら一丸となって楽しめると思いチョイス。あくまで居場所のわからないXを、その移動手段(使った乗り物)の情報を手がかりに操作範囲を絞っていき、徐々に追いつめていく心理戦の要素が強いゲーム、なのですが2回やって2回とも早々にミスターXが逮捕され駆け引きが深まる前に呆気なくゲーム終了(2回目に至っては7ターン目で!)。こんな思いがけない展開を見せるのも多人数ボードゲームの醍醐味、と前向きに考えましょう。


イースター島。
アレックス・ランドルフ作の隠れた名作ゲーム。基本的にはレースゲームですが人にポイントを与えて自分のコマ(モアイ)を進めるか、自分がポイントを得て他人のコマを進めるか、というランドルフお得意のジレンマのメカニズムが光るなかなか憎い一品です。最終的にレースの一位と二位とでポイントを競う、つまり3位以下はどんなにポイントを持っていても負け、というルールが強烈な駆け引きを生みます。写真で見る通りコマと呼ぶには余りに巨大なモアイ像も威圧的ですが、ポイントトークンに天然の石を仕様している所なんかも異質なプレイ感を演出します。永らく絶版で余所ではなかなかお目にかかれないゲームです(コンポーネントが個性的すぎてこれからも再販されないと思います)。好評で二回プレイしました。


ハリガリ。
場にカードを並べていき、カードの条件が揃ったらベルを鳴らすゲーム。説明不足でよくわからないと思いますがやってみたらムキになるほど面白いゲームです。写真も終盤なので何をやっているのかわからないと思いますが大人も子供も関係なく白熱するゲームです。時間も短いので何回もプレイされました。上のイースター島とこのハリガリはいつどこでやっても本当に鉄板だと思います。


テーベ。
古代文明の遺跡を発掘してヨーロッパで展覧会を開くゲーム。発掘ブームに湧いた1900年代のロマンティックな雰囲気が味わえるデザインが好感触。ブログ主も参加し、一発目の発掘で運良く高得点の遺物を軒並み発掘してしまい、そのままの点差で圧勝してしまいました。こんな思いがけない展開を見せるのも(略)。

他にこんなゲームをやっていました。

カヤナック
マラケシュ
考古学カードゲーム
タイムライン
カタン
ドミニオン

参加者の方の書いたレポートもあります。
有田不定期ボードゲーム会に参加してきたひむろまさきアンリミテッドさん)