2020年からいよいよ始まるマーベル・シネマティック・ユニバースのフェイズ4(シーズン4)は、いわゆる今後5年間の種まき期。
マーベル・スタジオのファイギ社長曰く、フェイズ4では「アベンジャーズ」の新作はやらないそうです。エンドゲームで一度アベンジャーズは終わり、これからは新しいヒーローたちの登場を描くとのこと。
また、「次にアベンジャーズが現れるとするならそれはガラッと変わっているでしょう」というコメントも添えている。全米では年内開始の「ディズニー+」独占ドラマ作品でもホークアイは2台目に交代しますし、ファルコンも2台目キャプテン・アメリカに。ソーも4作目であの彼女が2台目継承するとの噂も。ハルクも片手を負傷しましたし、トニーもスティーブも卒業したので、エンドゲームでの主役たちはたちまちいなくなります。
「キャプテン・マーベル」「スパイダーマン」「ブラックパンサー」は、続投だけどフェイズ4は単独映画+「ディズニー+」独占ドラマタイトルによる新キャラお披露目期といったところなのでフェイズ5(2022年~)に繰越し、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」も、ジェームズガンが復帰しますが、先に契約していた「スーサイド・スクワッド」のリブート版の監督をやらなければいけないので、それが終わってからということでこちらもフェイズ5へ繰越に。「アントマン」に関しては今の所、新作製作の噂も何も出ていないので、こちらもフェイズ5に入る可能性が高いですね。
ドクター・ストレンジの2作目の原題サブタイトルにマルチバースという単語が含まれていることから、「スパイダーマン:FHH」ではフェイクでしたが、ついにこちらで別の次元の扉が開き、X-MEN(リブート)、ファンタスティック4(リブート)が合流する伏線を描くのではないかとの予想も。
サプライズ発表だった「ブレイド」(リブート)がまさかの単独映画化で、どのようにMCUに組み込まれるか、そして、サノスが生まれる前の話である「エターナルズ」がどのように今後のMCUに絡んでくるのか、すごく気になるところではあります。
ファイギ社長は、フェイズ4で撒いた種はフェイズ5で花開くと言っています。そして、X-MEN(リブート)を含めた5年計画は、きっとフェイズ4+フェイズ5を含めた壮大な大河になることを意味しているのでしょう。
とりあえず今年は「エンドゲーム」「スパイダーマン:FHH」のブルーレイを買って余韻に浸りつつ、来年5月公開予定の「ブラック・ウィドウ」を待ちたいなと思います。