超・B型的生活

わがまま、自己中、マイペース・・・・・・B型を語る言葉は数あれど、所詮人間ってそんなもの。

ネカフェ宿泊を初体験!

2007年05月08日 | Weblog
それでは、四国ツアーの第3回目。

国道55号線北上~県道14号線~桂浜~県道34号線~
国道56号線(土佐道路)~国道33号線で仁淀川へ。


実は昨日、本日書いていることをそっくり、一生懸命書いた
のに・・・それも、あとほんの数行でおしまいというところで・・・

またまたやっちまいました、「全文消去」
とほほ・・・

ま、気をとりなおしていってみよう!
昨日より、もっと「練れた」文章になるかどうかはギモンだが。



夕暮れの太平洋を左手に見ながら、室戸から高知市内へ北上する。
安芸市を通過するころから、日はとっぷりと暮れてきた。

こうなると、極度の乱視のわたしは、運転がヒジョーに危うくなる。
街灯も、ガードレールの点滅も、信号も、光るものはなんでも
輪郭がぼやーんとぼやけて見えるのだ。
ちゃんと2WEEKコンタクトで矯正はしているのだが、それでも
夜間はかなりコワい。

でも、わたしの「いちおう、ないようだがある」旅の計画上、
次の目的地はぜひ、夜に到着せねばならないのだ。
そう、目的地は・・・


「月の名所・桂浜

せっかくだから、夜に行ってみたいもんねぇ。
しかし、観光道路っぽい国道55号線から、桂浜へと抜ける
県道14号線に入ると、その道は舗装状態もイマイチで、幅員も
少しばかり狭い。街灯も少ない、というよりほとんどない。

やばい道だよ、安全運転しなくっちゃ

だがしかし、前や後ろのクルマは高知ナンバーの地元民らしく、
60km以上のスピードで景気よく飛ばしているもんだから
標識を見るのに目のピントを合わせようとしている
場合ではない。
とにかくここは、地元民の流れに逆らわないように、頑張って走ろう。

県道14号線は、基本的に真直ぐなようだったのだが、
桂浜の手前に少しカーブのある「浦戸大橋」という橋がかかっており、
多分地元の走り屋さんたちにはウケる道路じゃないかなぁ。
そして、この道から桂浜へ入るには、けっこうキツいヘアピンが
待っていた。
妙に人気がなかったせいで、対向車をあまり気にせず曲がれたので
よかったなぁ。夜はほんと、ニガテなのよぉ

さて、そうこうしていると、大きな駐車場を発見。
ゲートがあって、ガードマンさんがいて・・・料金表のカンバンが。

・・・げ・・・お金かかるのん???

それはいやだよーと思っているとガードマンのおじさま2人組が
「ゴールデンウィーク期間中は、夜8時から朝8時まで無料開放だよ」
と教えてくれた。

さすが!太っ腹だぜ、桂浜!

とりあえずクルマを駐車して、まずは観光、観光。
けっこうキツい階段を登って、高台に上がってみるとそこには

「坂本龍馬像」が。

でかい。写真などで想像していたものをはるかに凌ぐ大きさ。
そういえば、室戸岬の「中岡慎太郎像」もでかかった。
高知県民は、銅像をつくるならとりあえずでっかくしてみることに
しているのだろうか。

あんまり見ていると首が痛くなりそうなので、テキトーに切り上げて
浜に下りてみる。

波の音がどんどん迫ってくる。浜には数人の人影。
中央に防波堤のようなものがのびており、その向こう側に人が動いて
いたので、わたしも全長の半分くらいのところまで前に行ってみる。
波は一見、穏やかそうなのだが、その堤防の先端付近はかなり
白波が立っている。コワくなって途中で引き返してしまう。

引き返してみて気付いたのだが、実はそこ、
波が高くなるため「立ち入り禁止」
だった・・・はははっっ


さて、ところで肝心のお月さまはいずこ???
明日から天気が崩れるとの予報だからか、お月様は雲の間から
かなりぼやけた姿を覗かせている。でも、とりあえずまるい。
雲が切れないかなぁ。

お月さま待ちのあいだに、家人にTEL連絡。
「今、桂浜だよー」と母に言うと、しばし、無言だった。
いいトシした娘が何してんだか・・・てなところだろう。

ちと気まずくケータイを閉じ、顔を上げると
雲が晴れ、まあるいお月さまが海を静かに照らしていました・・・

この景色、性能のよいカメラがあったら、残しておけたんだろうな。
でも、持っているのはケータイカメラのみ。
絞りも露光調整も、なーんもできません。残念


まあ、お月様も名所で目に焼き付けたことだし、クルマに戻って
しばし休憩をば。
地図を確認したり、目を閉じたりしながら、今夜の宿となる
「ネカフェ」
の入店時刻に合わせて時間調整。
よかったー、大きなガラガラの駐車場にタダで入れて。
このままここで野宿もよいかな?とも思ったりしたが、さすがに
それは女性のすることではないな・・・


よおし、深夜11時半を回ったところで重い腰をあげて、
前もって調べておいたネカフェを探しに出発。

情報では、県道34号線ではりまや橋方向に行く道の途中で
左折で国道56号線(別名:土佐道路)に入るとあるらしい。
だが、どうやら反対車線側にあるようだ・・・

すっかりぼやけて見えづらくなった目で、必死で標識を確認しながら
進む。56号線は中央分離帯があり、向こう側にどうやって
入ればいいんだろ・・・
と、ぶつぶつぼやきながらゆるゆると追い越し車線を走っていたら
げ、げ、げ、

真後ろに高知県警の巡回パトがー!

シートベルトもしているし、速度も守ってるから疚しいことはないのだが、
あきらかに他県のナンバーの、しかも若葉マークつけてるクルマが
深夜の国道をほろほろしていたらねぇ。
そりゃ、ついていってみたくなるでしょうよ。

そして、パトの影におびえつつ反対車線にネカフェの建物を
必死で探していたら、あった・・・
しかし・・・そこはどうやら改装中のようでして。
どうみても、営業しているふうに見えない。
やっばー。どないしよ

と、前方にローソン発見。やった、これでパトを巻けるぜ。
ささっと駐車場に入り、とりあえず止めてみてから考えよう。

も1度地図を広げ、うーんと一声うなって顔を上げ、見回して
みたら・・・なんとそのローソンの隣は
「ネットカフェ」じゃないですか!うそー!なんという強運!

お店はこちら、U-BOX 土佐道路店


タイトルに書いたとおり、実はわたしはネカフェ初体験。
もともとゲームはあんまり興味がないし、ネットならば家のPCで充分。
光だから動画も困らないし。
てなわけで、うちの地元にもあることは知っていたが、自分が利用しよう
とは思ったことがなかった。

だが、ほんの数日前、ニュースで「ネカフェ難民」を取り上げているのを
なにげに見ていて、
「ほー、そういう使い方もアリなんだ」
とヘンに感心してしまったことを思い出したのが、出かける前日のこと。
深夜のパック料金ならば、激安だし、フリードリンクでマンガ読み放題
らしいし、テレビも見られるらしいし、イイじゃないですか。

この日は、こちらのお店の「6時間パック」、お座敷席をチョイス。
ブースに入るとさっそくコンタクトを外して化粧を落とし、
すっかりくつろぎモード。

眠らなければならないから、カフェインレスのドリンクを取ってきて
昔ハマッた「有閑倶楽部」を数冊読んでみる。
極楽、極楽。
でも、明日は早いゾ、早く寝よう・・・


朝の5時。もう45分くらいで6時間終了。
思いっきり眠たい目をこじあけて、支度を整える。
会計をすませて外へ出ると、明けたての朝の空気が少し冷たい。
国道56号から33号に入って、今度は松山方面に進路を取る。


走り始めてしばらくすると、道はすっかりのどかな雰囲気に。
そして、朝の6時台には「仁淀川」にかかる大き目の橋を通過。
川の河川敷には、なにやらイベントをやっているらしき屋台と
数組のキャンプ中の家族が。

駐車場があったため、休憩がてらクルマをとめてみる。



川のほとりには、竹ざおにつけたちっちゃいこいのぼりが等間隔に
並んでいる。
川の水はとてもきれいで、手で掬ってみたり、石を投げてみたりと
一通り遊んでみたあと、クルマに戻ってるるぶを見てみると、
どうやらやはり、イベント期間中の様子。

「仁淀川 紙のこいのぼり」

昼間には、仁淀川の流れの中にこいのぼりを何匹もゆらゆらと
泳がせる、という趣向のようだ。
だが、今は早朝。残念

高知といえば、「宮尾登美子さん」
代表作の「櫂」「春燈」「鬼龍院花子の生涯」・・・高知の街を舞台にした
作品が多く、作品に登場した場所を巡ってみたかったものだが、
今回はそれが出来なかったために、せめて
「仁淀川」の流れだけでも満喫できてよかったー

コンビニで買っておいたパンをかじって腹ごしらえを済ませて、
一路、松山の方向を目指します!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
へえ・・・ (nagaise2002)
2007-05-10 00:17:01
ネカフェってこんななのね、けっこうキレイ。
全然泊まれるやんね
引き続き旅日記期待しとります
でもねぇ (berryfields1970)
2007-05-17 21:27:22
最近発生した、高校生が起こした事件で
「ネットカフェ」がまたまたいや~な取り上げられ方
してるよね。

ウチの親には、
「実は四国ではネットカフェで泊まったんだわ」
などとは、今さら言えなくなってしまったなー
でもね、そんなに悪いところじゃなかったよ、実際。