角田光代著
「みどりの月」と「かかとのしたの空」の2話を収録。
どちらも女性が主人公。
「みどりの月」は恋人との同居の話であり、
「かかとのしたの空」は夫と放浪する話。
主人公も登場人物も異なる全く別の2つの話でありながら、
2つのつながった話のようでもある。
恋人・夫との関係はあまりよいものではなく、
周りの人間にも振り回されてイライラした日々をおくる中、
最後には何かを見つける、、、といった話。
「かかとのしたの空」では最後のほうになって
夫に対する思いに変化があらわれるのだが、
そこには今の僕に何かしら共感できるもの、
理解すべきものを漠然と感じる。
感じるのだが具体的にどういうことかがはっきりわからない。
ただ、そこに何かあるのだと感じるのみ。。。
その“何か”を言葉に表すことのできないもどかしさ。。。
それを言葉にできるならば、今の自分の気持ちも
もっとはっきりするのだろうに・・・。
読解力のなさ、そしてそれ以上に
自分の気持ちを理解する力のなさを思い知らされた。
「みどりの月」と「かかとのしたの空」の2話を収録。
どちらも女性が主人公。
「みどりの月」は恋人との同居の話であり、
「かかとのしたの空」は夫と放浪する話。
主人公も登場人物も異なる全く別の2つの話でありながら、
2つのつながった話のようでもある。
恋人・夫との関係はあまりよいものではなく、
周りの人間にも振り回されてイライラした日々をおくる中、
最後には何かを見つける、、、といった話。
「かかとのしたの空」では最後のほうになって
夫に対する思いに変化があらわれるのだが、
そこには今の僕に何かしら共感できるもの、
理解すべきものを漠然と感じる。
感じるのだが具体的にどういうことかがはっきりわからない。
ただ、そこに何かあるのだと感じるのみ。。。
その“何か”を言葉に表すことのできないもどかしさ。。。
それを言葉にできるならば、今の自分の気持ちも
もっとはっきりするのだろうに・・・。
読解力のなさ、そしてそれ以上に
自分の気持ちを理解する力のなさを思い知らされた。