猫と私の思い出ばなし

気ままにマイペースで・・・

ミミ穏やかな寝顔のまま天国へ・・・

2013-09-10 22:03:22 | ペット

異常な暑さも峠をこえ、朝夕には肌寒ささえかんじるようになった9月5日の朝方、
家族の一員として元気と笑顔を与えてくれていたミミが17年間のお勤めを終えて永眠致しました
男の子で、3歳の頃、
尿道結石の病気から血尿が頻繁に出るようになり、たまたまかかりつけの動物病院が休みだった為
近所の動物病院に連れて行ったところ、点滴の液が洩れ、膀胱が水を含んだスポンジ状に・・・
信じられない事ですが、下半身の毛が濡れた状態。急いでいつもの病院へ連れて行ったところ上記の診断でした
ショックだったのは、下半身の毛が全部抜け、身体から体液がポタポタと落ちてくるのです
病院に入院していた間におチンチンも溶けてなくなり、勿論尿官も溶けてしまっています。

ただ、ミミの子供が欲しかったので、去勢はしていませんでした。
それが幸いして、緊急な手術という事で、身体の中で一番丈夫な睾丸の筋肉を使ってアルファ動物病院の先生が尿管再生の手術を施して下さったのです

先生のお話では、最初の症状から見て、安楽死も考えておられたようですが、毎日通えますか?の問いにハイと答えた一言で、
出来る限りの治療を試みようと決心したとおっしゃってくださいました。
一度はミミ自身も”死”を覚悟したのか身を隠した事があり、必死に探した事も今は懐かしい思い出です。

3ヶ月半、入院時も含めて本当に毎日通いました
幾度もの入院、手術を乗り越えて、自分の力で力強くオシッコが出た時の感動は今も忘れられません
そして、先生に感謝してもしきれないことは・・・
それまでにも、何度か治療費の請求をお願いしていたのですが、後で・・・と言われ、5~60万円かかるのではと覚悟していたのですが
治療最後の日、頂いた請求書には何と¥150000の数字が・・・
これだけの治療費で済むわけはないのですが、私たちが毎日通いますと答えた時にこの金額で・・と決めてくださっていたようです。

その後は尿の検査等でしばらくは通院していましたが、診察台に乗ると、おとなしいミミが唸り声をあげるのです。
辛い治療に必死で耐えていた思いが元気になった途端に甦ったのでしょうか?

その後は病院とも縁通くなり、不義理をしてしまっていましたが、5年前、迷い猫の凛が来てからは予防注射の折に一緒に連れて行って
健康診断を受けるだけでお陰さまで、特に病気等はなかったようです。
亡くなる3週間ほど前に左目の具合が悪いので診察に行き目薬を処方してもらいました。
最後に元気な時のミミを診察してもらえて良かったな~と思っています。

賢い猫で誰も教えないのにドアやガラス戸を開けるのはお手のものでしたね~
火葬に連れて行く途中、アルファの先生にミミの顔を見て貰いに立ち寄りました。

先生もあの大変な状態からよく頑張ってきたねと顔を撫でてくださり、17歳(96歳)先生に出会えたお陰で天寿を全う出来たことにミミと共に感謝の一言です
 最初はこんなに小さかったのね 

        この頃はもう自分でドアを開けてたよね  




 シャンプーの後は濡れた身体で必死にドアを開けようとしていたね





凛が来てからは凛がいつもミミの傍にいます。血の繋がりはないのにまるで親子みたいでしょ
後から仲間に入った凛にも優しかったです・・・


こんな寝顔に何度癒された事か・・・       暑い夏の日のお昼ねはお気に入りの玄関の石の上でした

お別れの日お花に囲まれて天国へ・・・
 気のせいか凛がミミを探しているようで、元気がありません
私も朝目覚めた時 傍に来て餌をねだってたミミの姿がない事に、思い出しては胸が痛みます。
でも安らかな寝顔ときちんと供養が出来た事で気持ちの整理ができました。
最後までつたない報告にお付き合いしてくださった皆様、ミミという猫がいたことを思い出してやってください
有り難うございました 


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (なおたん)
2013-09-12 21:47:10
ミミちゃんのご冥福をお祈りいたします。
Unknown (nekomane)
2013-11-22 00:04:15
お久しぶりにお邪魔しましたら、
御不幸があったようで・・・

5年前の我が家のぷーの死を思い出して
悲しくなってしまいました。
私はあれからまだお骨は自宅に置いたまま
想いを引きずっていますが、
ミミママさんは凛ちゃんとゆっくり頑張って下さいね。

陰ながらミミさんのご冥福をお祈りいたします。

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