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POPは面白い?!

2010-02-14 21:16:38 | ビジネスのヒント
まったく同じ商品でも売れている店とそうでない店にはやはり原因があるようです。

外部環境(お店の立地等)はもちろん重要な要素ですが、少しの工夫でも結果に結びつく改善もあります。とりわけセルフ商材ではPOPの工夫が有効です。

セルフ店においては購買意欲を高めるのはやはりPOPです。

よく言われる消費者購買行動モデルに“AIDA”というものがあります。

これは、A:注意 ⇒I:興味 ⇒D:欲望 ⇒ A:行動という消費者の購買(モノを買う)までのステップを表したものですが、実はそれぞれの段階に合わせたPOPを用意し、購買意欲を高めてゆく必要があります。

Aの段階(つまりお客様の注意を引きたい段階)。この段階ではお客様と商品の距離は離れています。例えばふらっとお店に入ってきたばかりがそうです。そこで、大きめのPOPで遠くからでもわかるようインパクトのあるフレーズで一言。こんな感じ・・「驚きの○○効果!」等を訴求し、まずお客様に近づいてきてもらうことが重要です。

つぎにIの段階(興味を持たせたい段階)。この段階ではお客様は商品にある程度関心を持ち、商品に近づいてきています。そこで、多少情報量を多くしたPOPで少し詳細に説明する必要があります。先ほどのサイズより小さくし、逆に情報量は多くします。こんな感じ・・「○○でお困りになっていませんか?○○は、そんなあなたの○○に効果的です。」等です。

最後にD&Iの段階(興味を膨らませ、買わさせたい段階)。この段階ではお客様と商品はかなり接近しており、お客様が十分な情報を欲しがっている段階です。ここではPOPの“もの言わぬ販売員”としての力を最大限発揮させるところです。例えば、こんな感じ・・・「○○はこんな成分が入っており、毎日使用すると○ヶ月後にはこんな効果がでます。いまならなんと○円が○%OFF・・・」等、です。

 この部分のPOPはまさに作成者にとっての醍醐味・・。楽しみながる作るとさらに効果的かも・・・。