NSF100系エンジンだと気軽に腰上だけメンテナンスするという事が難しくなると思います。
2stと違って気軽に開ける事は出来ないかなと。
となるとエンジンメンテナスは腰下までのフルOHとなるわけですが、金額的な相場を考えると
工賃=25000円程度
+
部品代
となり5万前後。
大きな部品を変えるとなると、7万円以上になると思います。
となると、年に1回のOHも苦しくなると思うのですが、それではステムシールが持ちません。
下の写真のようにステムシールが裂けてしまいます。
このエンジンは先日、まぁまぁの程度との事で購入したエンジン。
確かに綺麗で走らせてみたら振動も非常にすくなく、クランクの状態は悪くないと判断しました。
しかし、腰上を開けてみるとカーボンはビッシリ!
たくさん付いてた。
そしてバルブを外してみたらステムシールは切れてる。
根元まで完全に裂けてました。
吸気も排気もステムシールはダメ。
ノーマルカムでこの状態です。
ハイカムで使うなら、もっとダメージは深刻です。
このエンジンはバルブも、カーボンを噛み込んでおり使えませんでした。
特にバルブは高いので吸気&排気で5000円強の部品代が掛かります。
僕的オススメは、レースに出ている方ならば半年に一度は腰上だけのメンテナンスをオススメします。
月に1~2回程度の走行なら年に1回でも良いかな。
腰下の状態はレーシングで振動があるかどうかで僕は判断しています。
チーム員のバイクはレーシングでの感覚で、エンジンメンテナンス時期の場合は伝えますが、腰下までは必要なくても腰上は定期的なメンテナンスが必要です。
使いまくってバルブにピストン周りに全て交換。
よりも
ステムシールとカーボン除去程度で済ませて、より良い状態で練習&レースに向かった方が良いのではないかと思います。
ステムシールとガスケット程度なら部品代は3000円以下です。
工賃も通常OHの半額程度かなと思います。
RSA racingでは腰上だけのメンテナンスも受けますので、興味があれば僕にご相談ください。
詳細の金額をお伝えします。
あっ、部品代はエンジンにより変わりますので、ここは開けてみなければわかりません。
ご注意を。
最新の画像もっと見る
最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事