
おはようございます!ば~ちです。
ちょっと前に触れました「センス」について少し私なりの観点からのお話をさせていただければと思います。
初めに申しておきますが、あくまでも運動的なセンスではない部分での見解と、本当に私見ですので賛否はあるかと思います。
でも、おそらくご理解とご納得がいく内容になるかと思います。
では。
センスは何も運動に限った事じゃない
センス。直訳すると感覚ですね。なんというか、そのまんま。
シュートセンスがいい。
パスセンスがいい。
よく言いますよね。
単純にシュートがよく入る人をシュートセンスがいい、単純によく見ている、そしてパスを通すのが上手い人をパスセンスがいい、と言いますよね。大体の人がそうだと思います。
でもこれって...
運動的な感覚(センス)だけなのでしょうか?
運動的センスは主に体の動かし方や使い方を、それこそ感覚的に抽象的に表現した曖昧なもの
センスのある人を「センスいいな」と思うときって、なんとなくじゃないですか?
いや、これこれだからセンスがあると具体的に差せる人もいるとは思います。解剖学的にとか。
でも...
なんとなくそう感じているだけのほうが多くないですか。
18年、中学生のコーチをし、他校の子たちも見てきて思うことは、
運動的センスは、後々身に付けることは出来るが、それ相応の努力が必要
ということです。
え?なんでかって?
幼少より身に付いた体の動かし方や使い方のクセは、そんな簡単に改められるものじゃない
からです。運動(スポーツに限らず)ってなんとなくやってのけてますけど、実は難しいことなんです。
運動的なセンス、ではないセンスって?
仕事でも言いますよね。センスねーな、って。
ここにヒントがあります。
これはたまたま去年、仕事の関係上フォークリフトの資格を取りに行ったときに確証を得ました。
それは、
出来もしないことを自己流でやる。また、教えてくれている人のやっているのを沿ってやりもしない。答えがあるものに対して特にやりがち。
ん?なんのこっちゃ?( ゚Д゚)
言い換えると、
理解力が著しく低い
と言うことです。
特に仕事でよく見かけませんか?
世の中のほとんどの仕事はテンプレ的なものばかりなのに、それに沿ってやらず、わかってもいないのに勝手なことをしていろいろぶち壊す人。
まさに「センスない」ですよね。
理解力はいくらでも身に付けられる。つまりセンスは手に入れられる
理解する力、それは考える、思考することです。
言ってしまえば思考センスです。
たまに屁理屈をこねる人がいます。仕事でもいますよね。
「そうやると、これが出来なくなるから、遅くなるから、こっちを先にやった」
いやいや、あなたの個人的な優先順位聞いてませんから、ってね。
シュートも同じです。
まっすぐ打つことが優先ですか?
それともぶん投げて届かせるだけが優先ですか?
で、理解力の高い人(子)なら、一瞬で気づくんです。
「これじゃ入らん」
と。
バスケットボールは高さ3.05m、直径(内径)45cmのリングに、直径24.5cmのボールを入れるスポーツです。
サッカーのように大きなゴール、野球のように曖昧なストライクゾーンや平面角度の広いヒット、ホームランゾーン、バレーボールのようにコートイン=コート面積等々とはわけが違うんです。
ただ投げて届かせているだけの打ち方で、感覚が身に付くと思いますか?
身に付くはずがありません。
そして出来るようになる人はすぐに気づくんです。
そう、つまり、ここで言うセンスのいい人(理解力の高い人)というのは、
要点を掴むのが上手い人、それは教わるでも自己認識でも同じ
と言うことです。教わって出来ない人は、とりあえずでもその通りにやってみようともしない人です。そこに屁理屈はありません。やらないんだからわからないまま。要点をわざわざ教えてくれていても、それをやらないからわからない。
だって、要点じゃないことに尽力しているから。
(あ、審判でもそうですね...)
自分で要点を掴むのが苦手な人は特に気を付けないと、いつまでも伸びる可能性に蓋をしたままですよ。
こういう人たちの口癖って決まって、
「いや、」「でも、」「だって、」
です。
わからないを「わからないまま」にして『まあこれでいっか』にするからいつまでも出来ない


それこそ、ちょっとでも本気で取り組んだら、小中学生なんて1週間どころか、1日でも驚異的な伸びを見せますよ。考え、行動してみる。出来なきゃ出来なかったという結果を得られる。
じゃあ次はこうすれば
とさらに思考が巡る。
桜木花道も入るときと入らないときの差を、しっかり考察している描写もありますしね。
仕事だろうが、勉学だろうが、スポーツだろうが、ここは変わりありません。
要点を自分で掴むのが苦手なら、人に要点を教えてもらいましょう。
それでも出来ない人は、要点に沿って取り組んでいない、と言うことです。
逆に要点の無い教え方している人には気を付けてください。お子さんを伸び悩ませる最大のウィークポイントかもしれません。
ではでは!
より良いバスケットボールライフを!
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