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気ままな雑記帳です。話題はあれこれ&あっちこっち、空を飛びます。別ブログ「時代屋小歌(音楽編)(旅編)」も、よろしく。

オン・ザ・ロード・アゲイン  by  ウィーリー・ネルソン

2020年07月05日 | 音楽全般

On the road again    by   Willie nelson

 

この曲を私が知ったのは「忍冬(すいかずら)の花のように(原題「Honeysuckle Rose)」という映画のサントラアルバムで、だった。

ウィーリー・ネルソン主演の音楽系映画だったのだが、日本ではあまりの不入りで、公開されてすぐに公開終了されてしまった。

内容が日本人には受けなかったのか、あるいはウィーリー・ネルソンが日本では本国アメリカのようには人気がなかったのか、それとも映画の出来が不出来だったのか、私には理由は分からない。

なぜなら私はこの映画を見ていないからだ。

私がこの映画の存在を知った時には、すでに日本では公開終了されてしまっていたからだ。

個人的には、あまりテレビなどで宣伝もされていなかったような気もしたのだが・・。

 

とにかく、後になって「観ておきたかった・・」と悔やんだが、後の祭りであった・・。

 

とりあえず、映画館関係者の人が、この映画のサントラアルバムを借してくれたので、聴いてみた。

その映画館にとっては、このサントラは業界用語で「センザイ」・・・「宣伝材料」であったのだろう。

私が貸してもらったのは、見本盤だったから。

 

当時私はウィーリー・ネルソンはあまり聴いたことがなかった。

名前は知っていたが、アルバムは持ってなかった。

だが、当時の私は、自分の聴いたことがないミュージシャンのアルバムをただで貸してもらえるなら、なんでも聴いてみたかった。

聴いたことがない音楽にどん欲だった・・とも言えるかもしれないが、節操がなかった・・とも言えた(笑)。

 

で、聴いたみたのだが、とにもかくにもこのテーマソング「オン・ザ・ロード・アゲイン」という曲は、一発で気に入った。

一回聴いただけで大好きになった。

 

テンポも、メロディも、サウンドも、ボーカルも。

 

聴いていただければお分かりいただけると思うが、ジャンル的にはカントリーである。

カントリーというジャンルには私は元々好感はもっていた。

当時私はアメリカンロックが大好きだったのだが、アメリカンロックのバンドやミュージシャンには、根底にカントリーがあるバンドやミュージシャンは多かった。

ある意味、アメリカ人にとってのカントリーは、日本人にとっての演歌や歌謡曲みたいなものではないかとも私は思っていた。

で、その推測は全くの間違いではないと今でも私は思っている。

 

なので、カントリーというジャンルに私は親しみはもっていたので、ウィーリー・ネルソンの音楽は私は違和感なく受け入れられた。

 

この曲を聞いて、ウィーリーに今更のように関心を持った私。

だからこそ、「忍冬(すいかずら)の花のように」という映画を映画館で観たかった。

音楽系映画なので、なおさら。

 

ネットでこの映画のユーザーレビューを探しても、ほとんど見かけない。

なので、参考にならない。

 

当時、私の所属していた音楽サークルの後輩が、この映画が公開後すぐに公開終了になってしまったことを残念がっていた。

「観たかったのに・・」と言って。

 

その後輩が特にウィーリーのファンだったというわけではなかったと思うが、音楽系映画ということで観たかったのだろう。

その気持ちはわかる。私とて同じだから。

 

とりあえず私にとっては、この映画は幻の映画になってしまっているが、それでもこの主題歌自体は大好きだ。

だから、この曲が映画の中で流れるシーンを見てみたいものではある。

 

どこのレンタル屋さんにも置いてないしなあ・・。

 

え?

だったら買えって?(笑)

 

 

ちなみにこの主題歌を聴いて数年後に、私はアメリカ本土を旅行したのだが、ロサンゼルスからラスベガスまで続くフリーウェイを、友人が運転する車に乗って、窓から見える景色を見てたら、この曲は景色にピッタリハマっていた。

 

よく晴れてどこまでも広がっていた大きな空、浮かぶ雲、一本道で続くフリーウェイ、景色のかなたに見える荒れた山や、そこに続く荒れ果てた大地、突っ走る車、道路に立つ埃、そして乾いた雰囲気に。

 

やはり、そういう風景や空気に、こういう曲はピッタリ似会う。

こういう曲が、そういう国から生まれてきたのは私なりに理解できた気がした。

やはり楽曲というものは、生まれてきた国の環境・土壌が根底にある、、、という当たり前のことを今更のように実感した。

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=dBN86y30Ufc

 

 

 

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (りりん)
2020-07-06 10:50:45
この映画ですね。

https://youtu.be/0BbVER5IVXk
https://youtu.be/kBigymwSW7o

カントリー色豊かないい曲ですね~🎶

カナダの人が「劇場でこれを観てから、何年も過ぎても素晴らしい思い出です。」
そんな風にレビューしてましたよ。
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Unknown (だんぞう)
2020-07-06 11:34:56
リンク先、見てみました。
いやあ、字幕つきで、全編通して観たくなりまね。

DVD、どこかで安く売ってないかなあ(笑)。

こういう曲は、やはりアメリカの雰囲気や風景にピッタリとフィットする感じ。

いい曲でしょう?

なぜ日本で全然受け入れられなかったのかなあ。残念。

ウィーリーは、日本では想像できないくらいにアメリカでは国民的シンガーなんでしょうね。

日本で例えれば、北島三郎クラスの大御所なんでしょうね、きっと。
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Unknown (鮎川愛)
2020-07-08 11:21:49
典型的なカントリー・ミュージックですね。

私も大好きですよ。

だんぞうさんがアメリカ本土旅行された時の情景、私はテレビで観た限りですが、よくわかります。

「カントリー・ミュージックは、こういう風土から生まれたんだ!」と実感されたでしょう。

リアルに目の当たりにされて、さらに一層カントリー・ミュージックが大好きになったのではありませんか?
返信する
Unknown (だんぞう)
2020-07-08 17:38:48
テレビでは、ちょくちょくアメリカ本土の風景は映し出されますよね。
ニュース番組、ドキュメント番組、音楽番組、スポーツ番組、その他。
映画でも、アメリカ映画ではアメリカの風景がよく出てきます。

私もテレビや映画でアメリカの風景はよく見てきました。

でも、実際に肉眼で生でリアルタイムで見ると、さすがにリアリティが違いました。

空気感、匂い、広がり、雰囲気、乾燥、その他。

今考えれば、リアルタイムで生で見るアメリカをビデオでたくさん録画しておけばよかったです。

アメリカのロックに、根底にカントリーを感じる場合があるのは、わかる気がしました。


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