バレエスタジオ ティアラ

バレエを楽しむ人を増やしたい!バレエに関するエトセトラとその魅力をお伝えするブログです。

ラ・フィーユ・マル・ガルデのDVD見ました!

2010-09-20 21:00:00 | バレエのDVD
英国ロイヤル・バレエ団「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」(全2幕) [DVD]

クリエイティヴ・コア

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文句なく楽しめる!の1本です

まず演目の説明ですが、
こちら「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」
フランス語で「下手に見張られた娘」という意味だそうで

Wikipediaの記事によると

『初演時の題名は 『藁のバレエ、または善と悪は紙一重』(仏: Le Ballet de la Paille, ou Il n'est qu'un pas du mal au bien)であったが、
1791年にロンドンで再演したときから現在の名称になった。

邦題は 『リーズの結婚』 、
英国版は 『御しがたい娘』(Wayword Daughter)、
ロシア版は 『無益な用心』(Тщетная предосторожность)となっている。』

現在も上演されるバレエとしては最古の部類とされています。
それだけに、色んなバージョンや音楽の構成、
そして色んなタイトルがあるみたいですね。

こちらは近代では押さえておきたい振付家のアシュトンさんの振付です。
最初から最後まで軽やかなステップが切れまなく続き、
小道具の使いこなしの妙技に驚かされる内容です。

ストーリーは、裕福な未亡人で農園主のシモーヌが
自分の娘リーズをぶどう園の息子で、ちょっと頭の弱いアランに
嫁がせようと苦心するのですが、
リーズは農夫のコーラスと恋仲でうまくいかず、
すったもんだのあげく、リーズとコーラスが結ばれる、という
他愛のないもの。

でもまず、鶏の踊りに微笑み、
アラン役の踊りに大爆笑してしまい、
シモーヌの芸達者な木靴の踊りに舌をまき、
リーズとコーラスのリボンを使いこなした踊りに魅了される、
といったところでしょうか。

錚々たるメンバーですが、
なかでもリーズを踊るマリアネラ・ヌニェスさん、
大変早くからその早熟な才能に注目を浴びていたようです。

でもテクニックがどうのとかいうより、
とにかく楽しんでほしい1本です
ぜひ見てみてください~~~



そうしてまたもやオブラスツォーワさんの話題

2010-08-03 21:00:00 | バレエのDVD
世界のプリマバレリーナたち vol.4 オブラスツォーワ&ノーヴィコワのヴァリエーション・レッスン [DVD]

クリエイティヴ・コア

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そしてまたもやオブラスツォーワさんの話題!!!

こちらのDVDはレッスンDVDで、
オブラスツォーワさんとノーヴィコワさんの
お二人のレッスン風景が映っています。

ノーブィコワさんはキトリとジゼル、
オブラスツォーワさんはサタネラとアルレキナーダを踊っています

オブラスツォーワさんが踊る演目はちょっとコケティッシュな二つですよね。
やっぱりちょっとアイドル的なかわいらしさにあうものを選んであるのかしら

さて、お二人とももちろんお上手なんですが、
インタビューを見ていると、
ふ~~ん、あそこが難しいと感じているのか~~~と
なんだか意外な感じを受けたりします。

だって、難なくこなしているように見えますからね。

たとえばノーヴィコワさん、ジゼルのなかで
トゥールでプリエに下りるところが難しいとのコメント。
そっか~・・・そうなのか・・・。

そう、難しく感じても顔に出してはいけませんね!!
女優になろう!!!
難しくてもきつくても顔は笑顔で!!!


オブラスツォーワさんこちらのDVDにでてます!

2010-08-02 21:00:00 | バレエのDVD
BALLERINA マリインスキー・バレエのミューズたち [DVD]

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さて、またもやオブラスツォーワさんの話題

こちらのDVD、マリインスキーのスター達ということで、
大スターロパートキナさん、ディアナ・ヴィシニョーワさん、
ボリショイに移籍したザハーロワさん、
オブラスツォーワさん、ソーモワさんが出ています。

ソーモワさんは以前別のDVDをご紹介しましたのよね~~
このDVDの中ではなんとワガノワバレエ学校卒業、
マリインスキーバレエ入団、そして初の大役白鳥を踊るところまでがでていて
まだ初々しい姿を見ることができますよ

ザハーロワさんがまだいらっしゃった頃なので
DVD自体はちょっと前のものかな?と思います。
でも日本で発売になったのは2年くらい前かな?←またちょっとあいまい

こちらに出てくるオブラスツォーワさん、踊りもさることながら、
普段のファッションが抜群に可愛い!!

このDVDは上記5人のダンサーのドキュメンタリーで、
表舞台の活躍はもちろん、その裏の厳しさをも垣間見ることができます。

オブラスツォーワさんも映画に出たりと大活躍なのですが、
一方で軽いけがをしてしまい、1週間ほど休んでしまったりします。

復帰に際してまずは一人でレッスン・・・
バーに向かってたたずむ姿に彼女のいる世界の厳しさを感じます。

そして舞台にでるために積み上げる努力の地道なこと・・・
でもその努力が報われることを信じてみんな練習していくんですよね

今日のレッスンうまくできたかな?
ではまた地道~~~にがんばりましょう







ソーモワ&テリョーシキナのヴァリエーション・レッスン見ました!

2010-07-09 21:00:00 | バレエのDVD
世界のプリマバレリーナたち vol.3 ソーモワ&テリョーシキナのヴァリエーション・レッスン [DVD]

クリエイティヴ・コア

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ソーモワさん、テリョーシキナさんときたらマリインスキーのスターですね~~

大看板スターのロパートキナさん、ヴィシニョーワさんに
追いつき追い越せの勢いのお二人ってところでしょうか

さて、スタッフC的にはソーモワさんは
ちょっとカリスマ的なところがあって
いかにもマリインスキーの系譜を受けつぐスター

テリョーシキナさんは逆にちょっと個性派な感じ・・・
といっても踊り自体が個性的なダンサーではなく、
踊り自体はクラシックな、テクニック的にとても安定して
安心してみていられる感じのダンサー

ソーモワさんは
「バレリーナ マリインスキー・バレエのミューズたち」というDVDでも
大きくとりあげられています。
その中で、入団後1年目に白鳥の湖の主役を踊った時のことが
大きくクローズアップされています。
ワガノワ出身で、その才能に早くから注目されていたわけですね。

テリョーシキナさんはDVDのなかのインタビューで、
白鳥タイプではないと言われた、みたいなことを述べています。
キャラクターダンサーのように見られていたのかな。

キャリア的に対照的な二人を同時に見ることができるDVDです。
お二人ともとても素敵です。
ただし、これはあくまでレッスンDVD。
厳しい世界だな・・・こんなに踊れてもまだ先生のダメ出しは続く・・・
と思います。

でもだからね、今日スタッフCがダメ出しされるなんて当然なんですよ。
だってこんなに踊れても、もっと目指すことのできる高みがある世界なんだから。

長い道のりにちょっとしんどくなった時に、
まだめげるなんて100年早い!!!と
喝を入れてほしいあなたにお勧めです




「パリ・オペラ座のすべて」見ました!

2010-07-05 21:00:00 | バレエのDVD
パリ・オペラ座のすべて [完全限定生産デラックス版] [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント

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ちょっと前になりますが、「パリ・オペラ座のすべて」見ました!
やっぱり・・・いいですね~

バレエを好きな人にとってオペラ座ってやっぱり特別なものだと思います。

もちろんこれはドキュメンタリー映画で、
オペラ座の美しい部分だけを集めたものではなく
経営のための努力の部分なども映っており、
それはそれでおもしろかったところでもありますが・・・

でもでもでもやっぱりダンサーを探してしまう
あっ今マニュエル様がうつった!とか

ただ、オペラ座の厳しさなんかもしっかり切り取られていて、
マチルダさんが踊っているところで、結構厳しいことを言われているシーンがあって
そっか、これでもまだまだ足りないんだ・・・と
バレエをやる者として神妙になったりもしました。

またレッスンがんばります

スタッフC