やまがた好日抄ーⅡ

低く暮らし、高く想ふ! 
山形の魅力を、日々の関心事を、気ままに…。

山寺 垂水遺跡

2022-08-30 | やまがた抄
10月にフラメンコの公演があるので、チケットを貰ひにきてー、と知人から連絡があり、コロナ禍、久しぶりにお会ひしました。
朝取りした野菜を持ってのお邪魔でした。

久しぶりの邂逅に話の花が咲き、ふとしたことで、翌日に三人で山寺の垂水遺跡へ行くことになりました。
以前から気になってゐた場所で、3か月ほど前の観音巡りの時も足を延ばしたかったところです。

裏山寺ともいはれ、尾根伝ひに山寺とはつながってゐます。
山寺の開祖、慈覚大師円仁が修行をし、山寺の構想を練った場所だとされ、かなりのパワースポット、らしいです。

有名な山寺とは違ひ、杉木立の山道をしばらく歩くとその場所に着きます。





風化した異様な姿の巨石の下に、その修行の痕跡が点在してゐます。



5メートルほどのニッチの奥に、不動明王像が祀られてゐます。
ズームで写真をとり、PCでみて、見事な顔つきに感動しました。






遺跡巡りのコースはまだ続きがあるのですが、それは紅葉の時期にのこすことにし、蔵王でお茶でもと蔵王温泉へ向かひました。
小生の気に入りの山の中の一軒家のカフェや、温泉街にある小さな小さなカフェを訪ねたのですがいづれも休みで、
仕方なく、豪雨で店の土台部分が破壊され、別の場所に移転した蔵王温泉の土産ものでは定番の稲花餅(いがもち)の店に行き、新しいお店はテラスにテーブルの場所があり、美味しく稲花餅を食べることができました。






尽きた命

2022-08-27 | 出羽界隈
夏の終はり、飼ってゐたミヤマクワガタの命が尽きました。



2年前のキャンプの時から我が家にきたものです。
最初は3匹いたのですが、次々と死に、でも一番体の小さかったこの子が生き延び(子供たちには、ゴキブリクワガタと揶揄されながらー!)、夏も冬も乗り越え、2年の時間を一緒に過ごしました。

我が家での2年間の狭い籠のなかで、それでもひっそりと幹の陰に隠れながら、小生や孫たちにその生命力を見せてくれてゐましたが、最近はエサがほとんど減らず、心配はしてゐました。

世の中は、まだコロナの感染のただ中、そして、ウクライナ侵略の騒然としたなかで、このミヤマクワガタは、A4ほどの小さな住まひで少しは穏やかな時間を過ごせたのかー、小さいけれどとても深い悲しみがありました。
庭の一角に、小さな墓をつくりました。


処暑

2022-08-23 | 二十四節気


処暑、秋への変はり目の日、です。

まだ、昼間には30度を超えてゆきますが、さすがに朝晩はなるほど盆過ぎの気候ですこし涼しくなりました。

畑作業から見た空も、少し涼しげな秋の空に変はってゐました。

畑も、エダマメも始末し、あとはサツマイモとサトイモと秘伝豆の収穫、そして、小豆、大豆、黒豆、金時豆の収穫と続きます。

家の横の畑は、夏野菜を半分始末し、白菜やダイコン、ブロッコリーやホウレンソウのために耕し整地し、今月末の種まきへ準備を済ませました。

暑かった夏も、そろそろ終はります。






ゴロゴロと…

2022-08-21 | 畑仕事
今年最後のエダマメを収穫し、気にはなってゐたが見て見ぬふりをしてゐたカボチャの一角の雑草を整理した。

と、あるはあるは!カボチャがゴロゴロと実をつけてゐました。



すでに、友人やご近所には一回おすそ分けをし、もちろん我が家でも食しましたが、
おそらく大きなカボチャ(種の袋はなくしてしまったのですが、調べたら、ダークホースかぼちゃといふ種類らしく、甘みもあり、ホクホクして美味です)は20~30個、ぼっちゃんカボチャは10個以上、といふ予想です。

家人にいふと、”そんなに、どうするのよ!?”と一撃され、さて、どうしたものか、思案に暮れてゐます。



盂蘭盆会

2022-08-13 | 出羽界隈
凄まじく蒸し暑いけれども、無事にお盆の入りです。

お寺さんの都合で、盆の棚経は11日に来ていただき、お経をあげていただきましたので、畑から野菜を採ってきて、のんびりと迎への精霊馬を作り、今年はオクラを仲間に入れて三頭仕立てですー、玄関の三和土に置きました。



夕方には、子供たちや孫たちが集まり、バーベキューの予定です。

先日のキャンプでしたばかりですが、今日は、海鮮のみのバーベキューです。

コロナ禍ですが、穏やかに、時間が流れていってほしいものです。