春日野園

特別養護老人ホーム春日野園

    ~春うらら~

昔は,よう使いよった

2013年12月11日 | もみの木

こんにちは

今日、春日野からの風景は少しかすんでいますが

牛田、戸坂方面は見えております。

今、私の目の前に見える山のてっぺんには

仏舎利塔 が

こんな良い景色を眺めながら

仕事が出来るなんて  贅沢・・・

利用者の方も時に思いにふけっておられます

 

さて、今日は 前回紹介した

昭和の懐かしい品々・・・

わー レコード です

「 美空ひばりのレコードをたくさん集めとったんよ 」

と、話される方も・・・

昭和天皇と教育勅語・・・

皆さん、今でも記憶に刻み込まれているようで

「 わがしんみん よくちゅうに・・・・・・・ ぎょめいぎょじ 」

 と言われておりました

皆様 意味も教えてくださいます。

 

他にも・・・・

広島の昔の地図です

以前お住まいだった番地を調べ

○○さんちがあった~と盛り上がる事も

近くに材木屋があって・・・など

今までお聞きしたことのなかった

深いところの記憶が 蘇ってきます

 

思い出の品を目にする事で

人生の歴史や思い出を振り返り、

自己の人生を再評価することで、

自尊心を向上させる効果があるそうです。

これぞ・・・  回想法

心理的な安定や記憶力の改善をはかる療法です。

「 そろばん  昔は、使いよったよ~ 」

 「 ま~ よう大切に持っとったね 」

時に立ち止まり、会話が弾みます

 

人は自分を語ることによって、他者から理解され、

認めてもらいたいという自己承認欲求を持っています。

 

懐かしい品々が

利用者の方との会話のきっかけや

思い出を呼び起こしてくれ

喜び、悲しみを共感していく中で

ごく自然に自分の存在価値を確かめていく・・・

 

そんな空間にしていきたい。

回想法についてもっと学んで

そして・・・このN相談員とD職員の

↓↓

その名も 昭和通り  を

盛り上げていきたいと思います

 

 

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