51年前の今日は父親の命日になります。
忘れもしません。
私が小学校6年の時入院し中学に入学した年の4月に手術。
子供だった私は父親がどんな病気で入院したのか解らず。
兄が25歳の時の事でした。
兄は結婚し甥4歳と2歳二人が居ました。
当時手術をするのに輸血が必要になり、ラジオや知人に伝え輸血をしてもらったと兄夫婦が伝えてました。
手術は上手く行ったようでした。
4月末に容態急変。
兄たちから病院へ来るように言われ行って父親の様子を見たら!
深い息をし、閉じてる瞼のところから水膨れのようなものが出てたのを今でも忘れません。
呼ばれたと言うことは、危篤状態だったんですね。
子供でしたからどうしたのかな?まさか父親が亡くなるなんて思ってもいませんでしたから。
甥二人の面倒を見てくれと言われ部屋から出されました。
姉たち二人は病室に居たんですけどね。
危篤状態になったのは、ゴールデンウィークに入って間もない日でした。
担当医に連絡してと看護婦に伝えたみたいですが、担当医は連休明けまでお休みで居らず、代わりの医師が。
もう手の施しようがなかったらしいです。危篤になり一週間で亡くなりました。
大人になり兄夫婦から父親が亡くなった病名を聞きましたら、肺がんだったらしい。
右の肺の2つを除去し成功したが、輸血する時に100人ぐらい集まった中に肝硬変の方が居り検査もせず体内に輸血しそれが原因で亡くなったとのことでした。
今で言えば医療ミスじゃないか!と言ったんですが、もう10年も過ぎた話だから仕方ない。
あの頃俺も若くて何も知識がなかったからなと。
今の医療だったら助かってたかな〜って思うことあります。
医療の進歩は凄いですね。
もし今、生きてたら97歳です。
どんな顔してたかな〜って遠い昔の父親の顔を思い出してます。