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ゼロからのチャレンジ

『FX』及びサバイバル(サバゲではない)に関連する事を綴っていきます。

海水の蒸留を試みました

2020-06-21 18:40:35 | サバイバル 水
サバイバルの為の一番重要な飲み水の確保。
その中で海水の蒸留も、重要な方法の一つです。

まず歩いて10分程度の小さな漁港に海水を汲みに行きました。


次に揃えた道具類です。

・やかん
・水筒とカップ
以上は全てステンレス製です。
・水筒を括り付けるための工事用の何か(笑)
鋼製束(240~390mm)と表示されていました。ホームセンターで見つけたものです。価格は407円でした。

セッティングはこんな感じ。

沸騰して出てきた蒸気を水筒で受け止め、内部で結露させて下のカップで受け止めるという算段です。

写真は逆光で暗くなってしまいましたね。

アップ


汲んできた海水約2Lをやかんに入れ、沸騰させます。
密閉度が悪く、蓋と本体の間からも蒸気が漏れまくりです^^;

笛付きケトルなどの方が良かったと思います。

火をかけて18分位で沸騰しはじめ、最初の1滴が落下しました。
見えるかな?


火をつけてからおおよそ2時間45分で海水は空になりました。
残った塩分です。


採取できた蒸留水は、たったのこれだけ。

はい、20cc(笑)
やはり実験してみないと分からないものです。
※計量カップが曇っているのは、以前熱湯を入れた結果で、今回の実験で曇ったわけではありません。


問題点
・密閉度が悪く、蒸気の無駄がかなりあった。
・集めた蒸気の冷やし方が悪く、水筒からも湯気が逃げて行ってた。
・2Lからの20cc、つまり今回採取できたのは2%(ノД`)・゜・。
・ガス代がいくらかかったのか分からないが、割に合わなさすぎ(笑)

感想
今回の結果では、海水を蒸留して真水にするというのはもう少し工夫、特に冷却の工夫が必要です。
蒸留の装置は焼酎用?などで1万程度から数万円くらいまでで良いのが販売されています。
それを使うのも手でしょう。

但しその装置を使っていったいどの程度の真水が採取されるのかは不明です。
ま、2%という事はないでしょうけれど(笑)

近くに川がある人は、川の水をろ過し、煮沸させて飲料水を作った方が良いようです^^;
熱エネルギー代もさほどかからないだろうしね。

結論
ガスが使えなく、焚火などで実行していたら完遂の自信はありません。
いざとなったら、自分は川へ水汲みに行きます^^;
ちなみに、採取できた蒸留水はもちろん飲む事はできました。
ただ、当たり前ですが無味無臭であり格別な味とはなりませんでした(笑)

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2 コメント

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Unknown (Unknown)
2024-01-24 08:20:43
蒸留は蒸気を冷やすことで水にするので、保温ができる二重構造の水筒を冷却部分に使っても、中に入った水蒸気が保温されて全く冷えず、水に戻らなかったのだと推測できます。
二重構造ではないステンレスコップなどを使ってみてはいかがでしょうか。
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Unknown様 (ブログ管理者)
2024-01-24 14:51:44
コメントありがとうございます。
保温性のないコップなどでも温度が高くなってしまい冷却は難しいのかなと思います。
100度に対応する耐熱ホースをケトルに直結するなどして使用し、ホース内で徐々に冷やしていきながらそれを容器で受け止めるようにしないと熱エネルギーと水蒸気が無駄になってしまいそうです。
他には天日と大きめのビニル袋を利用した天然蒸留のほうがマシかなと思っています。
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