心の傷やトラウマについて書いた本やドラマは数多かれど、それを乗り越え、
心の傷を癒せたという話を書いたものはなかなかありません。
今日おすすめするのは傷ついた心の再生を描いた本(マンガ)です。
「母さんがどんなに僕をきらいでも」歌川たいじ著
著者の歌川たいじさんは、ゲイであることをオープンにしてブログや本の執筆、
性的マイノリティのためのコミュニティサイトの運営、
過去にはオールアバウトの同性愛の情報発信を担当するなどさまざまな活動をされている方です。
歌川さんのブログは本当におもしろくて、過去5年分の記事を2回も読んでしまったのですが、
素晴らしい笑いのセンスの中にも、苦労が全てポジティブに昇華されているようなエピソードが出てきたり
わたしの拙い文章では紹介しきれないのですが、とにかくブログも良いのです。
さて、本の話ですが
ざっくりいうと著者が受けた母親からの虐待、性的マイノリティへの差別、
それを乗り越えることができた友情と母親との絆の再生の物語です。
帯を書かれた糸井重里さん(そこもすごいのですが)も書かれていましたが
おばあちゃんがいてくれてよかったです。
トラウマのフラッシュバックからなかなか先に進めない、
どうしたら癒せるのかと悩んでいる方、
この本を読んだだけで治るというわけではありませんが、
心をいやす一つの指針にはなると思います。
すごかったです。
おばあちゃんのすごさ…泣けました。
この人が幸せそうでよかったです。ブログも見てみるね!
ありがとう!すごいよね
おばあちゃん、、いてくれてありがとうぅ。。
今年になって歌川さんを知り、
ブログを一気読みし、
本も購入可能なものは全冊買いました。
トラウマの克服の仕方、
そしてこの方、うたちゃんが今、
(お母様が亡くなった後も更に一難乗り越えて)
とても幸せに暮らしていることが
この方のブログや著作の読者に
力を与えているのかなと思います