ブックメモリー

とりとめなく書いてます(/・ω・)/ブーン
読んだ本の感想、作家について、日々考えていることなどなど。

読書と音楽ー秋、感動したいー

2019年10月21日 21時40分51秒 | 雑記


読書感想文を書くことと音楽鑑賞文を書くことがこの上なく苦手である。

音楽鑑賞の課題を出された小学生の時分、事前に先生が「冒頭は川のせせらぎを表現し~」とか「~ここで鳥たちが一斉に飛び立って・・・」という解説という名の公式カンニングをさせてくれたのにも関わらず、冒頭川のせせらぎも聞こえず鳥もどこにもいなかった、というよりは私の耳には聞こえず。
曲を聞き終わっても何も思い浮かべることができず、苦心した挙句ひねり出した感想は伝家の宝刀「楽しかったです」。
(しかし小学生だから許されるだろう)
読書感想文に至っては、9月1日朝の会直前に半泣きで仕上げていた。そんな体たらくである。

読んだ本の感想をブログに載せたいと始めたこのブログに、いつまで経ってもロクに本について触れないのはこれが原因である。
ブログを立ち上げて半ば無理やり心を奮い立たせてみたものの、結局無理なものは無理・・・なのかもしれないというのが今のところの結果だ。

読書家と胸を張っていえるかどうかは置いておくとしても、小さいころからあれこれと本を読んできた。
唯一値段を見ないで買うのは本なのだ・・・が。
そもそも私は読んだ本の感想をいうことがとても苦手な上、下手くそだ。これはコミュニケーション能力の著しい欠如が原因であるのでもう諦めている。
それならば、と文章で表すことを思い立ったのだが、結局は同じことだった。何度も繰り返すがそういうことなのだ。

では、なぜ面白いと思った本の感想を文章でも表せないのだろうか。

実は私は本を読んだり、音楽を聞いても感動しないのだ
感動という感情が実はよくわからない。
深く心に色々な意味で刻まれた物語はある。墓に持っていきたい本もある。
しかし涙を流して「感動」し、その後私のバイブルとなった本は悲しいかな、まだない。
なぜだろう、と10年くらい前はそこそこ悩んでいた。
こんな私を導いてくれる本がキットあるはずだ、と。だが、それから○年経った今現在でもまだ現れない。

「良いな」と思うことはよくある。「すっごい良いな!」もある。
だけれど感動はない。
多少でも心を動かされればもしかすると「感動」なのかもしれないが、なんだか違う。きっと違うのだと思う。もっとこう、深く深ーく一切意図していないのに涙がでるような、そんな「感動体験」を私はしたい。

良い曲(あるいは好みの曲)を聞けば良いと思い、物語を読んでいて悲しい場面があれば涙がでるのは当たり前だ。
これは感動ではないはずだ。
もっとこう・・・何と言えば良いのか。

いや、もう良いだろう。
それよりもせっかく立ち上げたブログだ。
読まれるかは別として自分の中で掲げた目標は達成したい。★の数等で何かを表すなどきっとやり方はあるはずだ。

・・・そんなことを想いながら、毎日きままに読み散らかしては読後「楽しかったな」と1人胸の内で感想を述べた後そっと私は本を閉じるのである。


2019-10-21 22:11:36 初投稿
2019-10-22 21:40:51 誤字訂正







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