je bruis

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by azur11
since 2005.11.07 Mon

2013.08.30 Fri 20.15.21 ふっと頭に浮かんだ

2013-08-30 20:17:12 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.30 Fri 20.15.21
ふっと頭に浮かんだので――メロディーというか印象の断片のようなものが――調べた。
(憶えていたのは出身地名と番組名。それで検索→曲名と歌手名を確認→動画検索)
http://www.youtube.com/watch?v=BedDbZgUv6M

1年かそれ以上前の寒い時期に聴いていたように(台所のラジオで)思ったんだけれども、
今年の2,3月放送、とあるから、実際はそうなんだろうと思う(思うしかない)。

1番は声。
旋律は2番目。
歌詞はジジイとしては多少距離感があるか。
だが若い人にはいい〔響くものがある〕かもしれないと思う。

歌い手 城南海 きずきみなみ さんの出身がNの出身とリンクする、
ということからくる親近感はある(強い)。
が、とにかく声。
たぶん地元の民謡を通過しているに違いない(例:裏声――かすかに割れ気味、しゃがれ気味、だが決して破たんしない、独特)
あくまで素直・素朴
のびやかで
やや細めの
たおやかで
勁い(天性の勁さの上に歌い込みで後天的に鍛えられたものと思う)
その声、歌唱が素晴らしい。

フルバージョンの動画も聴けるけれども、こっちのほうがいいと思った。
断片であることのよさ〔素っ気なさ、いさぎよさ、もどかしさ、余韻?〕、
子どものコーラスが聞こえる、
アニメ、とくに暗転前〔0:28から最後まで〕の花樹の画像(テレビじゃこんなんなってんだ〔なんと本格的〕、と思った)、
他。

フルバージョン:http://www.youtube.com/watch?v=hgkJ-OAKvPk
(↑
わたしなら、アカペラでプロデュースする。
でなければ、伴奏・間奏は最小限に抑え、
楽器は古楽器たとえば西洋ルネサンス・バロックの古楽器を、ただし扱いはあくまで限定的、軽く、明るく、アカデミックな重苦しさなどが入り込まないように注意しながら使う、
という手もある。
結果、素朴+野生+モダン・普遍的なしっとりとした抒情、を醸し出せるはず。)


書きかけ

ブレス音も(この人の場合)歌唱の一部。
清新でエロティーク。

と書いて気付いたこと:
息(づかい)・呼吸に意味がある。
息遣いが言葉・詞に気を込める、息遣いによって気がこもる。
単語や文節をつながり・まとまりの中で句や文として見ると、
作詞上日本語表現として不整合ということが時にあるかもしれないとしても、
息遣いのせいで、
そんな不整合を(遥かに)超えて
ひとつひとつの(単)語や文節が独特の気・力を帯びる。


息は音節・単語・文節を調音・発声する際のノイズ〔仏語 bruit〕となって現れ
そのノイズが音節・単語・文節に樂音または音楽としての意味、陰影、力を与え
同時に音節・単語・文節に言葉としての意味、陰影、力を与える
不思議な現象、快、美

息の力
英語 spirit 気、魂、霊 の語源 ラテン語 spiritus 息・呼吸

息が言霊を引き出す


つまりこのひとのかなめ・美質は声と息遣い。
天性の美声と、息遣いの上に成り立つ歌唱。



天性の美声、民謡で培った表現の構え、心身の技はいわば自然の産物、恵み
これと 聴き手:現代都市生活(者)の文化 とのすり合わせ。
簡単にはいかないか。
が、島唄に音楽としての普遍性があるなら、
外部・非島唄的要素と葛藤を含みつつ交流を重ね、結果融和し、
そこから普遍性ある新しい音楽を生み出す
ということは可能なはず。

基本は楽曲。
オリジナルにしてもカバーにしても、どんな楽曲とめぐり会うか。
僥倖を祈る(祈り続ける)のみ。
合わせて ねばりも。



千の風 を聴いてみたい。
ピアノ、ギター、オーケストラなど完全調律楽器の伴奏はなしで。
三味線の渋さを避けるなら、バンジョー、西洋古楽器などの伴奏で。
できれば(限りなく)アカペラ(に近いかたち)で。
淡々と、切々と、不思議な勁さと明るさで、
ごく自然、この歌のあるべき姿で、歌ってくれるだろうと期待したい。




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2013.08.29 Thu 05.35.22 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130828/t10014117341000.html

2013-08-29 05:36:28 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.29 Thu 05.35.22
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130828/t10014117341000.html
この男はなぜ、意気揚々と(五輪招致の壮行会と同じノリで)シリア問題にコミットするか。
(英)米が軍事行動に踏み切れば、自衛隊派遣は不可避・必至、
との思惑・期待があるからだ。
自国民に死んでこい〔少なくとも死の危険を冒してこい〕と命令し、これに従わせるのは、
権力作用の究極最高のステージであり、
(ある種の)権力者は、そこに究極無上の快楽を見出す、
または見出さざるをえない。
これは理屈ではなく、
権力者、権力機構というものは、事実レベルで、必然的にそういう性格〔さが〕・契機を内包するもので、
かれ(ら)はその種の快楽を追求せざるを得ないよう遺伝子的に構造づけられた存在なのだ、
とそう考えるよりほかはない。
かれは、自らの手で<英霊>を作り出したい、ただその一心で権力を執行する、
一切はその一事に尽きる。
政治家の政治的情念というK.気。

書きかけ

政治家の究極の情念に対してNOと言うわたし達の(究極)意思=憲法

現政権、自民党議員が憲法を生理的に嫌う、毛嫌いする理由はここにある
なかんずく、九条=死んでこいと命令することへの抑制・禁止装置としてはたらく、そのことへの嫌悪
安倍政権が改憲⇒九条改正をめざす理由:嫌悪すべき抑制からの離脱および情念・欲望の解放と満足を求める
改憲難渋と見ると解釈を使って集団的自衛権の拡張をめざす理由も同じ(集団的自衛権の拡張・自由化は実質的に九条改正と等価)
情念・欲望の解放・満足を求める生理衝動。
の奴隷。

政治という現象の大半は、底を割れば政治家(や有権者)の生理衝動の発露でしかない。
(そのようにしか説明できない、そのように説明してはじめて理解できる)

政治家の生理・情念というLeviathanをどうコントロールするか。
統治機構の存在理由。
わたしたち主権者がわたしたちの自己統治をまっとうするためのツールとしての統治機構。


http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MS97SE6TTDSK01.html
米の単独主義。
イラク戦争との酷似。
同じ道・泥沼化を辿る危険を想定しないことの困難・非現実性。
わたしたちは何をなしうるか。

中・ロを説得して、内戦収拾にあたらせる?

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2013.08.28 Wed 19.48.11 暑さがぶりかえした。

2013-08-28 19:48:33 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.28 Wed 19.48.11
暑さがぶりかえした。

虫の声、食傷。
家の周囲:今この時間帯はアオマツムシ。
やがて(ツヅレサセ、オカメ)コオロギやスズムシが交代する。
なぜか書き落としてきたが夜じゅうセミが鳴く(アブラゼミ)。

ココア、食傷。
(時間が無く面倒で、夕飯代わりにミルクココアの粉を舐め、
むせと戦いつつ1袋(確かめると300g)をほぼ舐めつくしたところで、気分が悪くなった。)

が、やはりコオロギは我が友 soul mate.


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2013.08.23 Fri 23.49.59 夕方から、

2013-08-23 23:50:16 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.23 Fri 23.49.59
夕方から、雨。

(後日書き足し 2013.09.21 Sat 23.53.18)
慈雨、と感じたのか。上のメモだけだと今となっては不明。
日常事の記憶の保持時間が短くなってきたかもしれない。



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2013.08.21 Wed 22.23.38 なにか条件があるのかそうでもないのか

2013-08-21 22:23:14 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.21 Wed 22.23.38
なにか条件があるのかそうでもないのか、
この時期、夜、気付くと虫の音が一斉に止んでいる、ということがある。
少し前がそうで、
小窓の外がいつの間にかしんと静まり返っていて、
桟の上の百円時計を見ると22時ちょうど。
耳を待機状態にして洗い物を続けていると、
数分(数秒かもしれない)立って、再び鳴り始めるのが聞きとれた。
(多少遠慮がちに)先陣を切ったのはカネタタキ。
grillon sympathique.
(thanks to)
http://mushinone.sakura.ne.jp/itiran3.htm



カネタタキ 鉦叩き というのは、指し示すイメージの幅が狭すぎて
(いわゆる抹香臭い。と言っても抹香の匂いがどんなものか日頃馴れ親しんでいるわけじゃない)
少なくとも今では名前としてミスマッチなんじゃないか、と感じる。

鳴き音は単純素朴だがニュアンスに富み、
ものにこだわらない明るさとともに、どこか物悲しさもある風で、つまり美しく、
生体は指先の幅ほどの大きさしかなく、姿かたちはやはり素朴で愛嬌があるlovable(?)。
動きは軽くてすばしこく、手で捕まえようとしても捕まらない。

台所、パソコンの周り、Nの寝室、どこにでも入りこみ、とくに夜、あの鳴き音を刻んで聞かせる。
何を目当てに、どこから入り込むのか。
栄養その他はどうしているのか。
自力で外へ出ることはあるのか――時々台所の溜まり水に溺れて浮いていることがある。

無邪気、剽軽、愛嬌のそれぞれ英語、仏語は?


(後日9月某日書き足し)
鉦 仏具、楽器と分けてイメージするなら、どちらをイメージするかによる
楽器ならむしろ広がりがあると感じる余地があると思う。
宗教儀式の閉鎖傾向・密閉傾向に対して音楽の開放性




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2013.08.21 Wed 00.12.54 雷、雨が10分続いたろうか。

2013-08-21 00:13:22 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.21 Wed 00.12.54
雷、雨が10分続いたろうか。
夜陰の中、雨後の庭で独りまた音を刻んでいるのが聞こえる。
飽きないこの感触。
sympathy sympathie (?)
(心の)友(?)。


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2013.08.19 Mon 22.45.37 今日は朝から夕までほぼ一日通して

2013-08-19 22:46:36 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.19 Mon 22.45.37
今日は朝から夕までほぼ一日通して鳴いていた。
ツクツクボーシ。
断続的に。その都度それなりの時間量をとって。少し遠くで。
suis content.

暑さ寒さなどの実感を基準に、夏は 6,7,8月と考えていいとすると、
暦は秋に移っても(8月7日が立秋だった)今はまだれっきと夏の一部で、
炎暑がいっこうに衰えないまま終わりに向かっている、と言えばいいのか。

ツクツクボーシが(どちらかというと)夏の終わりの徴だということを、
どこかウェブで見かけたのをきっかけに、ブログの見返し、あれこれの思い返しなどをして、
この夏初めてきちんと認識した。

知識の獲得。
漠然、漫然とやり過ごしていたものが、自分の中で articulé 分節化・明瞭化 される感じは悪くない と思う。
suis très content.

(thanks to)
http://www.ntt-east.co.jp/kids/kenkyu/report01.html
http://homepage2.nifty.com/saisho/cicadasongmp3_j.html

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2013.08.18 Sun 19.21.06 20分ほど前〔19時ごろ〕

2013-08-18 19:21:43 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.18 Sun 19.21.06
20分ほど前〔19時ごろ〕、台所の小窓の外
ツヅレサセコオロギ?
(thanks to)
http://mushinone.sakura.ne.jp/itiran.htm
2階に上がると、庭全体に鳴り響くかのような勢いであるのがわかった。
時々不意に止んで、しばらくしてまた鳴り出す。
小刻みなリズム、速めのテンポは確かにその通りなんだが、
ツヅレサセにしては〔ファイルの音に比べて〕ピッチが高過ぎるようなのが気になる。
(音量が大きいのも。)

こう書き込んでいる今、新しく聞こえ出したのは
アオマツムシ か? 
(thanks to)
http://mushinone.sakura.ne.jp/itiran2.htm
音量大きく、ピッチが高めなのはいいが(ファイルどおり)、アオマツムシにしては〔ファイルに比べて〕リズム、テンポが小刻み過ぎ、速過ぎるような。

悩む。

庭の音とファイルの音の間にズレがあるのは、気象条件(たとえば気温)などの影響があるのかもしれない。
ファイルの音を標準として信頼しつつ(youtube他と聞き比べて信頼性確認済み)、
気温が高いと、標準より大、高、密、急のほうにシフトするのかもしれない、
などと愚考。
しつつ、
悩む。


後日書き足し 2013.08.26 Mon 18.51.54

あれこれ文字通り愚考した末の結論:
台所小窓外の音は、ツヅレサセコオロギで、たぶん単独個体。
2階で庭から聞こえてきたのは、アオマツムシで、複数個体(かなりの数か)のいわゆる合唱(というか合鳴・競鳴…)。
その後、一休止後聞こえてきたのも同じくアオマツムシの合唱。

アオマツムシは、
(thanks to)
http://www.youtube.com/watch?v=X6T4oWLQrN8
をもう少しのんびり、ソフトに、牧歌的、北関東田舎風に、
つまりは要するに美しく(投稿主さんごめんなさい)した雰囲気
(入力中の今も聞こえる。1週間後の今、勢い加速し、庭どころか辺り一帯、家を包囲するかのように鳴っていて、家のどこにいても耳に入ってくる)。

どれも、高温の影響下にあり、音声が何らか活性化または急性化していたらしいのも確か、か。



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2013.08.18 Sun 10.43.08 さっき、8時ごろ(朝)

2013-08-18 10:43:29 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.18 Sun 10.43.08
さっき、8時ごろ(朝)、ツクツクボーシ、初鳴き。数秒で止んで、それっきり。
時が進み、夏が長ける。
suis content.
(この次は、日がな1日鳴くだろう)
thanks to
http://www.ntt-east.co.jp/kids/kenkyu/report01.html


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2013.08.18 Sun 02.39.56 新しく気付いた音

2013-08-18 02:40:18 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.18 Sun 02.39.56

新しく気付いた音。

十分前、台所、流し台上の小窓の外の暗がりで、少し遠いところにいるのか、やや小さめの音量で。
モリオカメコオロギ
thanks to
http://mushinone.sakura.ne.jp/itiran.htm
暑熱をはじめものみな仮そめの小休止の中、ひとりせっせと音を刻み、
どこか悲し気でありながら力強く、自分に没頭するようでありながらも他に語りかけてくる、
その音、その風情や好し。
(と、こんなふうに思う時、自分はほんの少しにせよDickensなんだ、と思っていいだろうし、
逆に、Dickensってひょっとして多少とも俺だったんじゃん、と思うのもいいかもしれない。
家の中での遭遇なら、もっとそう。)

パソコンを開こうと2階に上がると(音の主を調べる。音は毎年よく聞く耳慣れたもので、コオロギの仲間だとは思うが、その先の細かい名前を知りたい。同定の楽しみ)、
窓の網越しに、カネタタキに混じって、
たぶん スズムシ?
thanks to
http://mushinone.sakura.ne.jp/itiran2.htm


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2013.08.17 Sat 19.12.55 新しい音(セミでもカネタタキでも

2013-08-17 19:12:19 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.17 Sat 19.12.55

新しい音(セミでもカネタタキでもない)。
庭から2階の窓の網戸を通ってパソコンのところまで聞こえてくる。
調べてみると、たぶん カマドコオロギ 。
http://mushinone.sakura.ne.jp/itiran.htm

(調べ中に庭の音が止み、クリックしていろいろ聞いているうちに元の音を忘れ、
その間庭で新しく鳴りだした別の音と取り違えた可能性あり。)



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013.08.12 Mon 07.28.24 けたたましい

2013-08-12 07:28:38 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.12 Mon 07.28.24
けたたましいミンミンゼミ。窓のすぐ近くで。朝。
thanks to
http://www.ntt-east.co.jp/kids/kenkyu/report01.html



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2013.08.11 Sun 23.54.09 温気の中

2013-08-11 23:54:29 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.11 Sun 23.54.09
(猛暑日続きの)温気の中、
窓の外で爆ぜるような音がしていて、
やがて乾いたものの水を吸う匂いが立ち始めた。
胸騒ぐ瞬間。

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2013.08.10 Sat 23.55.48 猛暑。

2013-08-10 23:56:21 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.10 Sat 23.55.48
猛暑。24時間 高温で、24時間 蝉が鳴いている。



ガタロ(再見) 
https://www.nhk.or.jp/hearttv-blog/1800/164170.html

本物。
すべて自前。
独創という言葉が陳腐に聞こえるほど、原初的でオリジナル。

樹が伸びなければならないように、風が吹かなければならないように、絵を描く。 

たとえばゴッホに似ている。
対象との関係、対象へのアプローチの仕方、向き合い方が、期せずして非常に似ている。
対象との親密・一致。
人物画は、ゴッホの 嘆く老人 その他貧民・労働者などの画を思い出させる。
が、清掃用具たとえばモップに見られる集中・描き込みはゴッホを超える。
対象へのこの無垢な親密・一致、その力強さ、集中、ねばり、をなんと呼べばいいか。

もうひとつ。
このひとを絵だけで見るのは一面的で、のんきな見方になると思う。
(このひとは、小洒落た職業アーティストではない。)
このひとは黙々と現実生活に集中する、
そのことがあって、その自然な延長線上で、黙々と絵に集中する。
ふたつ(の集中)は同質で不可分、そして等しく尋常でない。
その尋常でなさ、連続・統一のありさまが、
わたしのような、手持ちのなけなしの魂で生きているような怠け者を強く揺さぶり、
何かへと目覚めさせる。

ーーー

親密 は少し違うかもしれない。
なんだろう、対象に対して、自分が露出していっている。
描くことで、対象を自分に対して露出させていくはずなのだが、
そのことを通じて、同時に自分を対象に対して飽かず露出させていく、
そんな動態が見える、そういう印象。
ガタロ、ゴッホどっちがか、どっちもか、
記憶をたよりに考えているので、
ごっちゃになって、よくわからなくなった。
(露出というのはひょっとすると純粋に自前の言い回しではなく、
どこかで目にした職業評論かなにかの語法にそれと知らず影響されつつ思い浮かんだもの、
意図しない借用、である可能性・危険あり。)


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2013.08.09 Fri 23.55.37 夕方 玄関 

2013-08-09 23:55:58 | 雑ログ(音楽他) misclogs(music etc.)
2013.08.09 Fri 23.55.37

夕方 玄関 
中に入ろうとドアの前に進んだ時、
入口枠の上辺から左辺をつたって下に走り降り、
積んである段ボールの陰に素早く隠れたもの。
一瞬目に入った足先の様子と体の薄い色から、
ヤモリだ、と判断した。
(家守という名は悪くない)

ゆうべは玄関ドアの隙間からセミが入っていた。
(空き瓶に捕えて外に出すのにひと苦労した)

ひと月ぐらい前は 同じく玄関ドアを開けようとして ヘビが足元の少し先を右から左へ横切るのを見た。


階段途中の窓の外で
カネタタキの声がする。
そういえば、キリギリスが鳴いていると同じ場所で思ったのは
確かきのうの同じ頃。
カネタタキが鳴き出した〔今年、夜 初めて鳴いている〕と思ったのは
確かその前の日。
thanks to
http://mushinone.sakura.ne.jp/itiran3.htm





ニュース 東北の豪雨 秋田の豪雨 
他所にいて故郷の様子に心を痛めているひとたちもいるんだろうなと
あてどのない想像と同情。

ウェブラジオで(Abacus.fmBach)
Johann Sebastian Bach - Cantata #147, BWV 147, "Jesu, Joy Of Man's Desiring"
のコーラスが流れているのを感じつつ。

http://www.youtube.com/watch?v=S6OgZCCoXWc
http://www.youtube.com/watch?v=9wo2P_mfFAU ○

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