父子家庭の徒然日記と鮎を の俳句

子育て日記と見えたまま聞こえたまま感じたままの俳句を投稿(*^_^*)

鮎を の俳句

2024-01-17 15:33:52 | 日記
仕合せに満ちきたり福寿草
日輪の賜ふたましひ福寿草
あたたかき家族団欒福寿草
冬の峰送電線の山と空
蜘蛛の糸キラッと光る冬日和
寒風や耐えて蜘蛛の巣陣を張る
虎落笛聞き耳たてて聞いてやる
虎落笛心鎮めて聞いてやる
冬の峰つづく電線どこまでも
冬晴の顔に張り付く蜘蛛の糸
冬椿真っすぐ引っ張る蜘蛛の糸
音たてて空に張りつく寒さかな
白梅のあたり匂はす風の色
梅の花一輪今をぬくもらむ
縄跳びの数を数ふる五日かな
寒椿赤くっきりと在りにけり
夕闇の寒さはりつく風の声
寒椿赤赤赤と在りにけり
寒風の竹林破れ裂けにけり
おだやかに過ごして小春なにもなし
福寿草ひとかたまりに戯むるる
勇ましく星に張りつく虎落笛
ひややかに星とほくやな雲低く
小正月菜根譚を読みにけり
虎落笛よく聞けわしの寝息かな
やかましや昼の日中の虎落笛

⭐⭐⭐⭐⭐昨日までの作品を投稿させていただきました(*^_^*)

鮎を の俳句

2024-01-17 15:05:17 | 日記
初風や赤い鳥居のありどころ

どかんかい子供をまたぎ年の暮れ
い:旧字体
除夜の鐘般若心経凌ぐ餓鬼
年酒くむ伏見の雀真っ二つ
奈良の鹿伏見のきつね旅の春
青丹よし鹿せんべいの年流る
年の坂鹿の親子を尋ねけり
法の池鹿の鼻先木の葉みよ
冬月夜稲荷三山あやしかり
日々の糧いのち素直に冬の梅
おほらかに笑顔素直に冬の梅
はしけやしこの一輪を冬牡丹
柊の花のこぼるる快し
盆景の一かたまりの福寿草
冬すみれ一つ一つにいとほしみ
年の暮れ紀伊水道を越えて来し
旅の春伏見をめざし宿を発つ
初夢のことを忘るる起床かな
春三日きのふの夢の何んだっけ
四方の春稲荷詣での日照雨かな
ラピートの気分最高旅の春
明の春コンコン詣で人の波
男前念力つづく四日かな
男前今日も念力五日かな
御降りのただ漠漠の朱の鳥居
にびいろの初松籟の天守閣
蜘蛛の巣の光が走る寒日和
七草の年間儀礼の糧として
七輪の土鍋匂はす冬の卓
七輪の我が家のかほり冬の卓
蜘蛛の巣に光囚はれ冬日和

今年作った俳句

2024-01-17 13:49:10 | 日記
昨年、12月からの作品

冬枯野ひかり彩なす蜘蛛の糸
月あればひそかに集ふ池の鴨
天が下すがた慎まし返り花
群がって向きを変へたる寒雀
人でなく輪廻転生返り花
人として生まれて嬉し冬の月
大和には七堂伽藍寒雀
ゆきずりについて来るのか寒雀
私など知らぬ存ぜぬ寒雀
竹林のこぞる雀に明の春
短日の辻の仏に赤頭巾
寒からう辻の地蔵に雪つのる
昼炬燵膝入れ手入れきゅうり食む
竹林のざわめく中の寒雀
短日の辻の仏のみかんかな
石蕗の花まっすぐ立って石畳
風疼く直立不動六地蔵
つくばいの筧那智石つわの花
端山の倒れし竹のつのる雪
日輪を奪へる雲の雪しづく
翔ぶものを許さぬほどの雪の声
言問へば眉山の端山冬桜
⭐⭐⭐⭐⭐いったん投稿休憩します⭐⭐⭐⭐⭐