4月21日(土)
天気予報によると、今日から3日間は暖かい日が続くらしい。
午後、ちょっとおめかししてマンハッタンへ。
夜のオペラまでの時間、旦那のスーツを探してまずはセンチュリー21へ行ってみる。
何しろこっちでスーツなんて買ったことないから、どこに行けばいいのやらさっぱり検討がつかない。
メンズコーナーで折り畳み傘をゲットして階上のスーツコーナーへ。
聞いたことのあるブランド名がついたスーツたちがぐるっと掛けられている。
いくつか羽織ってみてサイズを確認。
しかし…
幅を優先すると袖が短い。
袖を優先するとゆったりまったり。
上着が妥協範囲だとパンツのウエストがきつく、
ウエストが妥協範囲だと上着は小学生の入学式。
しかもツータックパンツで太ももがゆったりしたタイプが多い。
アメリカ人の体型って??
少なくとも袖が短いと悩むことはないと思ってたのに。
妥協して買うべきなのか…と旦那は悩んだみたいだけど、
とりあえず現状把握だけにして店を後にする。
ミッドタウンまで戻って早めの夕飯を探す。
と、学校に行く途中に何回もチェックした小さなスーツ屋の前を通りかかる。
こじんまりとした店内、入ればすぐ店員さんと話すことになる。
ちょっと躊躇しつつ、
「ここが話してたお店なんだけど…」
というと、意外にもあっさり入ることに。
入って3歩。対応に出てきてくれたのはいかにもテイラーショップのおじさま。
いらっしゃい、スーツを探してるんだね?サイズは38かな?
36くらい、というと
すぐにたくさん並んだスーツのある一角を指して、
この辺だよ。これなんかどうかな?
いや…展開速いですな。
早速そのおすすめスーツを試着。
旦那がゴソゴソ着替えている間は、
あの店のサラダはイケてるとかすぐそこの店のパフクリームは美味しいとか、
ひっきりなしに話しかけてくる。
そして出てきた旦那は…
あれ?ぴったり。
どうだい?フィットしてるだろう?
結構日本人のお客さんも来るんだ。
ウチはニューヨークタイムズとかにも載るからね!
袖をちょっと伸ばして、ウエストの辺りを絞って
ボタンをちょっとずらすともっと良い感じなるよ。
もし3つボタンにしたかったらそうしてあげる。
ちょっと見ただけで次々と改善点をあげていく。
さすが。
不満のかけらもなかったので、それを購入すると言ったら
あまりにあっさりしていたからか、
別の色もあるよ。ネイビーとかブラウンとか…
とおじさんが繰り返してた。
出来上がりは来週末。
自分のものじゃないけどなんだか楽しみ♪
痛くなってきた足に不安を覚えつつ、夕飯を食べてリンカーンセンターへ移動。
今日は楽しみにしてたオペラ「トゥーランドット」
さすがにミュージカルとは違ってお洒落をしている率が高い。
ああ、ワンピースにするべきだったかしら?
ファミリーサークルからの眺め、
ステージ上部が幕で隠れて微妙に見えないセットもあったけど
特に問題なし。
では肝心のオペラは?
うーーん。
α波大量放出。
席の目の前に出てくる英語字幕とイタリア語の歌声で演じる中国のお話。
3時間の公演時間(幕間30ほどの休憩*2回を含む)ですっかりお疲れモード。
ああ、オペラってハード。
大衆娯楽の方が性に合ってるようです。。。
次回はヨーロッパの題材でチャレンジしようと旦那。
うん…1年くらい挟んだら頑張れるかも。
むくんだ足が靴擦れをいっそう悪化させる。
一歩一歩が針のムシロ…と人魚姫を思い出しつつ、地下鉄を目指した。
■Century21
22 Cortlandt St, New York, NY 10007
■TREND & TRADITIONAL CLOTHING(スーツ屋さん)
40E 41 St. NEW YORK,NY 10017(Bet Madison Ave. & Park Ave.)