わたしの未来(創作)は何処に向かっていくのか。
ふと立ち止まる。
近年 個展で発表している「DREAMCATCHER」シリーズ
シリーズのコピー(テキスト)である
「意識と無意識の間の儚い風景の移ろい」から
私個人の思考の行方について考えてみた。
私たちの生きている「現代」という空間
身の回りのモノや現象は、だれかの手によってカテゴリ分けされ、データ化され、
「情報」、その中の「曖昧」にくるまれて生きているのではないか。
あらゆる思考・物・コトは境界(線)に区切られている。
わかるもの⇔わからないもの、見えるもの⇔見えないもの、
イメージ⇔リアル、意識⇔無意識
境界線の多くは見えない。
見えない「境界」を意識させること―「Boader」を思考や創作の切り口とし
既にカテゴライズされたモノやストーリーを呑み込んで、消化しつつ、自己の中で
再構築しながら、境界を埋めるイメージをキャンバスに留めること。
「Boader」を意識しながらイメージした表現
私と作品を観る鑑賞者の間(境界線)をイメージで繋ぐことが
私のこれからの創作テーマ。
答えは未来の私の作品に在ります。
どのような結果なるのか
これからも私と作品を見届けていただければ。
池田ジュンイチ