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あやか と しょうま のパパのブログ

パパから彩加と匠真へのてがみです。いつかよんでもらえたら、たのしくおはなししよう!

第4章の26(静)

2015-12-04 20:35:10 | 老子
以下 http://mage8.com/magetan/roushi03.htmlより引用

原文
重爲輕根、靜爲躁君。
是以君子、終日行、不離輜重。
雖有榮觀、燕處超然。
奈何萬乘之主、而以身輕天下。
輕則失本、躁則失君。

書き下し文
重きは軽きの根(こん)たり、静かなるは躁(さわ)がしきの君たり。
ここを以(も)って君子は、終日行きて輜重(しちょう)を離れず。
栄観(えいかん)ありといえども、燕処(えんしょ)して超然たり。
いかんぞ万乗(ばんじょう)の主にして、身を以って天下より軽しとせんや。
軽ければ則(すなわ)ち本(もと)を失い、躁がしければ則ち君を失(うしな)う。

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(12/5追記)
大木は軽い根がたくさん集まって支えている。
(外側からは分からない軽く扱われがちな縁の下の力持ちが大切だ!)
心を静めることで、人生の主となれる。(静こそが事を思い通りに操る秘訣だ!)
だから、君主は重い荷物を持ってくれる部下を気づかう。
きらびやかな暮らしや贅沢なごちそうを前にしても、心とらわれることがない。
ましてや大国の王たる者は、軽々しく不安や欲望で心を乱してはいけない。
軽く浮ついていれば威厳を失い、心騒がしければ主としての立場を失う。

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