読んだ本たち

内容を忘れないように

十角舘の殺人 / 綾辻行人

2016-11-15 20:59:00 | 







現代ミステリーの巨匠?綾辻行人の
〜舘シリーズの1作目










新装改訂版を読んだけど、旧盤より
こっちのほうがいいみたいです




確信の一行がいいところに位置されてるので
ページをめくるとおうっふ!ってなります



本当にそれまで犯人がわからなかった笑





設定がアガサクリスティの
超有名作品、そして誰もいなくなったを
連想させるような、というか
意識しまくりというか
むしろそこを狙った感じなので


そして誰もいなくなったを先に読むことが
十角舘を面白く読める秘訣!!なはず!




海外作家の作品、好きなのですが
登場人物の名前が覚えにくい!
だから登場人物紹介のページに戻りがちになって
話に集中できなくて敬遠しているのですが、


今回登場人物みんな外国人の名前じゃん!
無理!笑 と思ったけど
聞き慣れた名前ばかりだったので
なんとかなりました、、、

よく聞くミステリ作家でホッ…






最近人を殺してばかりいる本を読んでいるので
そろそろ文学的な本を読みたいと思います





ここからネタバレ



















あの文、最高でした


ぉおお前かーーー!!!!!!!!!!!!

という気分





でもぶっちゃけあんなに人を殺しておいて、
動機が薄いと思うんですよね、、、



あと被害者の女の子との関係性も
連想させにくい
(わかりやすかったら犯人特定しやすいから
しょうがないのかも)



あと、名探偵や刑事が
トリックをすべて暴いてお前が犯人!より
犯人がネタあかしする方が好きなので、
締め方としては好きな感じでした




最後の公園のシーン、
島田さんの俺は知ってるよ感もすごくいい

こういうところ好き〜!が多い作品でした







人間は神になれない、

それでも完全を目指すんですね、、、

プロローグの始まり方もよかったです










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