友人たちと、海も山も行かず、8月は、WOWOWと契約して戦争映画特集、デズニーのファンタジー、福山雅治の長崎の稲佐山公園野外ステージ、生中継で、終わった。
しかしながら8月26日6人集まり、台風もそれて、日本人なら、見ておきたい
日本のいちばん長い日の映画を見た。
阿南役の役所広司も、鈴木貫太郎役の山崎勉も、実在の人物らしく、演じていた。
もっくん(本木雅弘)の昭和天皇もやはり声が、厳かで美しかった。
軍服姿で御前会議の多い硬いシーンだったが、美しい日本の家庭の姿も感じられた。
戦闘シーンも、あまりなく、聖断を仰ぎ、玉音放送で、戦争を終わらせた。
終戦70年目にして、作られた映画と、思われるが、昭和43年ごろにも、つくられた
ような気がする。私は、見逃してしまったが、ビデオで見た人が、今回のほうが、人間味が
あっていいといっていた。
残虐さを描くより、未来のために平和への道を開いていきたいと、いつまでもその想いを、
持ち続けたいーーー。と、昭和天皇が自らの意志を述べるという異例の聖断を、映画館
で、配布された。私は、玉音放送の中身は、初めて、知った。
軍国主義の、天皇陛下万歳の凝り固まりとしか、思えなかった軍部の中にも終戦
、のために、闘った人びとがいた。
WOWOWで一番よかったのは、人間の条件
だっつた。1部から6部まで、地味な映画だったが、、仲代達也扮する梶という人物の
軍隊の非人間的な、いじめや、戦争の、むごさに、立ち向かう正義感、ヒューマニズムが
りろせいぜんとして、気持ちよい。タフで腕力もあり、愛妻家でもある。
最後は脱走するのだが、妻のいる方角に歩いていく、そして人型の雪の丘になって終わる。
戦争は、こうした優秀な人を多く犠牲にしたと思う。女も子供も。むごたらしく殺しあった。
2度と繰り返しては、いけない。