今日は、随心院の後に行った、勧修寺近辺のお話。
5.勧修寺と塔頭・仏光院
一応、正式には「かじゅうじ」と読みますが、
「かんしゅうじ」とか「かんじゅじ」とかいろいろ言われるみたいです。
こちらは、「勧修寺氷池園」と呼ばれる池のある庭園が見所。
そして、明正天皇の(最近話題になってる?女性天皇ですね~)
旧殿を下賜されたという、書院と宸殿!
もちろん江戸時代の遺構ですが、
平安朝の趣を強く残していると聞いていたので
拝見できるのを楽しみにしていました。
ところが…。
こちらは、どうやらお庭の公開しかしてくれていないようで…。
知らなかった…てっきり、見られるものだと思い込んでいました。
外から見ただけじゃ、建物のことはわかんないよぅ。
(いや、中入ったって「すごーい、きれーい」って言うだけですけど。)
ちょっと中途半端な気になって、若干、気分は下がり気味↓↓。
でもまぁ。
これまた平安貴族の趣が濃いといわれるお庭は
充分楽しむことができました。紅葉もきれいだったし。
門はこんな感じです。中は広々とした庭園。散策できます。
ちなみに、これが明正天皇下賜の旧殿です。
勘違いした私が悪いんですが、中見たいなぁ~。
あまり広々とした写真じゃなくてすみません…。
ほんとは、かなり広いお庭なんですよ。
紅葉はとてもきれいでした。
…木によって、だいぶ色つきに差がありましたが…。
そしてなぜか。こんなコラボレーションが。
桜も咲いてました…。
そういう種類なんでしょうけど、ちょっとびっくりした(^^;)。
真っ赤な葉のそばに、桜があるんですから。
池のそばに行くと、こんな札が…。
そんなこと言われたら…。
行きますよ、とりあえず(笑)。
進むとこんな道。
危険なの??
とりあえず目標物として、きれいに色づいた木の所までいくことに。
まぁ、たった数メートル歩くだけですが…。
危険を乗り越え、撮った写真!(笑)
ちなみに、ここで引き返すことにしました。
だって、なにが危険か歩いててもさっぱりわかんないんだもん。
むしろ、怖くなって(笑)。
戻ってもう一度お庭を眺め、帰ることにしました。
勧修寺を出て、帰ろうかな~と思ったのですが、
「塔頭・仏光院はこちら」の看板が。
近そうだし、行ってみよう~♪とのほほんと歩き出した私。
そんな、のほほんと、行ってはいけなかったのです!!!
大石順教尼という方をご存知ですか?
ちなみに私は、申し訳ないのですが全く知らなかったです…。
昭和43年になくなった方なのですが、この方が仏光院を創設なさいました。
この方は、大阪で芸妓をなさっていたのですが
17歳のときに養父が起こした6人切り殺傷事件に巻き込まれ
両腕を切り落とされてしまったのだそうです。
さまざまなご苦労をされた後に、出家され仏光院を創設。
障害者保護に力を尽くされたそうです。
口に筆をくわえて描かれた絵や文字が展示されていました。
とてもあったかくてやわらかな、すばらしい絵でした。
拝観謝絶とのことで、外から眺めただけですが
そのいわれを知り、絵のすばらしさを見せていただいて
こちらに伺うことができてよかったなぁ、と思いました。
絵なども写真を撮らせていただいたのですが、
なんとなく、著作権とかありそうなので、お寺の外観だけ。
小さな、お寺でした。庵、みたいな感じ。
むしろお人柄を感じさせるなぁと思ったり。
ちょっと、この方についての本を読んでみたいと思いました。
長くなってしまいました…。
お付き合いいただいた方、いらしたとしたらすみません。
写真も多いので、許してください!(^^;)
これぞ日本の美という感じです。
「危険」の看板怖い・・・。
でも、行ってしまうちひろっぴぃもすごい!
でも、何が危険だったのでしょう?
もしかしたら、池の中に大蛇が住んでるとか、河童が住んでて脅かされるとか、池に引きずりこまれるとか・・。
紅葉を見ることができなかった私に、ちひろっぴぃ(もう、すっかりこのネーミング)やほそ道さんがきれいな紅葉を見せてくださり、紅葉狩りをした気分になっておりまする。
ありがとねぇ~
下の「喫茶ロック」話のコメント、ありがとうございました。
otacoさん宛に書いたのですが、すぐ送りたい!と思って
うっかり「otacoさんへ」と書かずに投稿してしまったんです。
わかりにくくて申し訳ないんですが、あとでご覧になってください。
看板の話。
ですよねぇ、
何が危険かわからないと、いろんなこと考えますよね!
私も「道が悪いわけでもなく…。枝が落ちているとかでもなく…。
まさか、野犬や河童が出てくるんじゃないでしょうね!!!」
ということで、引き返しました。
だって、河童ホントに出てきそうだったんだもん。
時期もあるでしょうけど、ほそ道さんのお写真にはかなわないですね~。
本当に、いい物を見せていただきました。
京都編、まだ続きそうで、ほんとに申し訳ないのですが
せっかくなので、もう少し紅葉の写真を載せたいと思っています。
よろしかったらお付き合いくださいね。
サロンシップと湯たんぽをお届けに来ました。
私の腹筋は、「ずるずるソックス」のようになってしまいました。
キャンドルのあかりが、あったかい
素敵なブログですね。
仏光院に行かれたんですね。
大石順教尼の使われていた辞書を見ましたか?
口で辞書を引き、一度引いた文字、言葉は
必ず記憶していたそうですね。
双手が無くとも楽しそうに過ごす鳥の姿に
自らの生き方を見出した順教尼・・・
今夜は、忘れていた大切なことを思い出せました。
ありがとう、ちひろさん。
いらしてくださるなんて、うれしいです。
しかも、サロンシップと湯たんぽつき…。
冷やすなりあっためるなり、ためしてみまーす(^^)。
じゃいさんは、本当になんでもご存知なんですね。
「博覧強記だ」っておっしゃったの、ほそ道さんでしたか?
まさにその通りですね~。尊敬。
私は不勉強にして、上に書いたとおり行くまで知らなかったものですから、
ちゃんと調べていきたかったなぁ、と思いました。
辞書…恥ずかしながら気がつきませんでした…。
観音さまとあやめの美しい絵に目を奪われていて…。
それと、「夢」の文字ですね。
想像もできない苦しさとつらさを味わったであろう方が
書かれたとは思えない、のびやかなあったかい字でした。
きっとすばらしい方だったんでしょうね。
鳥のように…かぁ…。
あの日に感じたことが、私のほうこそ思い出されました。
ありがとうございました。
ぜひまたいらしてください!
テンプレはそのうち、クリスマスモードになるかもしれないですけど…。
お待ちしております!
上におわす方は、じゃい隊長
敬礼
敬礼終わり!
一応、規則なのでやってみました・・・(いつ、そんな規則が?)
桜と紅葉とは不思議な感じですね~。
大石順教尼さんのこと知りませんでした。スゴイ人が世の中にはいるのですね・・・。
じゃい子&じゃす子もみれたし、満喫させていただきました。ありがとうございました。
↑どうぞ。
お忙しそうなのに。ありがとうございます。
敬礼、しませんでした。
しまった、規則違反をしてしまいました…。
私も順教尼のことは知らなかったのですが
本当にすごいなぁと思いました。
どうやらテレビでも何度か取り上げられたみたいです。
(昔あった「知ってるつもり?!」とか…)
もし、機会があったらぜひ立ち寄られてみてください。
うめももさんのように、ボランティアをなさっている方だと
私などと違ったお気持を持たれるのではないかと思います。
またお越しください!お待ちしています。
すごーい。
ありがとうございます(^^)。
これは、ぜひ隊長にも見ていただかなくっちゃ。
うめももさん、ぜひじゃいさんに教えて差し上げてください!!
じゃいさんの相方を務めるなど恐れ多いことですが、
なんとかして漫才ができるようになるよう、がんばりマス!
(方言だけは、なんとでもなりそうですけど…)
otacoさんありがとうございました!
ぜんぜんうまくないし・・。
隊長見たらなんて言うかな・・・
だって、うれしかったから、つい…。
隊長に見ていただきたいですねぇ。
ぜひご完走…これじゃほそ道さんだ、
ご感想を伺いたいですね。