クレアちゃんに会えた不思議なお話。

 

それは3月の終わりに近づいた

何でもない平日の火曜日のこと。

おさしんはないので

適当に挟みます。

 

 

 

 

いつものように夕さんぽに出発。

いつものように左に行こうとすると

右に行きたいというチェスター。

右に行くのが当然という表情。

日も伸びて明るいし

まぁいいか

ちょっとチェスターにつきあうか

そんな気持ちになって

チェスターに従ってみた。

 

 

 

 

チェスターがぐいぐい進むのも

さんぽしたことない道ではないし

そう不思議には思わずにいた。

とある公園手前で

うんＰタイム

片付ける私を待って

またも私を先導する。

 

 

 

 

公園の脇道を通って先へ進み

これはたっぷり歩かされるなと思っていたら

公園の回りをぐるりと半周

別の道にそれた。

その道にはクレアちゃんのおうち。

クレアちゃんのおうちの前に来たら

より一層ぐいぐいと引っ張って

玄関に連れていかれた。

玄関ドアの前に普通に座っているチェスター。

“どういうこと？”って思っていると

チェスターは立ちあがり

ドアノブをガチャガチャ

突然で申し訳ないと思いつつ

ピンポンさせてもらって

クレアちゃんのおうちに

お邪魔させてもらったというわけ。

 

 

 

 

 

おうちの前は何度か通ったことのある

おさんぽコースのひとつではあるけれど

玄関まで行ったことがあるのは

私とチェスターは去年のクリスマスの日だけ。

お邪魔したのはこの火曜日がはじめて。

憧れちゃう素敵なおうちに

当たり前のようにお邪魔できたのは

やっぱりクレアちゃんが呼んでくれたんだと

私は思う。

 

 

 

 

クレアままもクレアちゃんが来ていることを

チェスターが教えてくれたって

言ってくれた

残念ながら私の目には見えなかったけれど

クレアちゃんは確かにいたと思う

 

 

 

 

イヌはヒトに従わせるのが当たり前

そう思うのを

たまにはお休みしてみるのも

いいんじゃないかな

 

少し長くなりましたが・・・

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