梅雨空が続くお天気ですが、近所に生えている野苺ももう終わりのようで、道すがら食べ歩いていたのですが、そういった楽しみももうなく、ただ蒸し暑い今日この頃です。
先週土曜日には下鴨車窓の「漂着」を観劇しました。とても現実味のない脚本で、なんだか現実の生活の中に夢が侵入しているように感じました。それは実体感がないというものではなく、夢、もしくは深層心理、意識下が働いているような、そんなものを強く感じました。再演されることがありましたらぜひ観られる事をお勧めします。すごく力のある作品でした。
来週の月曜日に難波ベアーズのライヴなので、作曲を日々更新しております。自分にとって苦手意識のあるリズムを理解すべくいろいろなCDを聴いています。
Sly & THE Family Stoneの「There's a Riot Goin' On(暴動)」のlimited deluxe editionの中のbones tracksの「do you know what?」とか、リズムマシンと生演奏を聴きながらリズムを耳で追っています。よく分からないと思いながら聴いているうちに何となく分かるような気にもなります。それを自分の演奏や音楽について考えることにつなげていきます。
リズムマシンの機械のリズムと不安定要素のある生の演奏がマッチしたもの、それに今興味があります。ちょっと方角は違うかもしれませんがCANなどもおもしろく聴けます。
昔CANを聴いた時はよくわからん!と思っていましたが、CANのベスト盤「cannibalism1&2」を三宮の中古レコードで最近購入し聴いているとだんだんこれはポップやなぁああ~と聴こえます。しかし一般のポップな感じでなく、リズムが鋼鉄のようなというか、鞭打つように叩いているのが僕の今の好みで勉強になります。
それに昨年raster-notonからフルアルバムを出したkyokaの「IS」もすごく面白いです。リズムばっかりのようでメロディアスであるのはとても教えられますし、素直に感動しました。
これからワークショップです。みなさまのお越しを心よりお待ちしております。