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Best Days

千歳烏山の記憶とお別れと

朝は冷たい雨の中、
チャリで次男を保育園へ送っていき、
その日のタスクを何とかこなして。

やっと雨は上がって、良かった・・・
と次男をいつもより早めにお迎えに行く。
帰宅してすぐに喪服に着替えて、
いつぶりか分からないくらいの
パンプスを履いて家を出た。

先週末に亡くなった知人のお通夜へ。
本当は夫婦で出たかったのだけど、
子連れは辛いので、私が先に行って、
すぐに帰ってきて交代で行くことにした。

舞台に立ってまだ間もない時期に、
出演させてもらった劇団の方が、
舞台本番中に倒れて亡くなった。
そのニュースを聞いたときは信じられなくて、
ちゃんとお別れしたら実感が湧くかと思ったのだけど、
会場へ行って、久しぶりに会う他の方々の顔見て、
遺影を前にしても、現実感が湧かなくて。
皆んながお芝居してるんでしょ?って
言いたくなるような実感の無さだった。
変わらない笑顔の遺影を前に、
一心に祈って、他の知人の方々に挨拶をして、
ここ数日思い出してた昔のことをまた思い出して、
泣きながら駅までの道のりを歩いた。

ふと、この景色を見たことがあると思ったら、
あぁ、そうだこの駅はその20代の頃、
他の劇団の公演での稽古があった場所とかで、
よく降りて歩いた道だったりした。
楽しかったり不安だったり苦しかったり、
そんな感情の波が激しかった頃のことを
また思い出した。

今は私も子どもがいる身なので、
残された家族のことを思うと胸が痛すぎる。
それでもちゃんとお別れに来れて良かった。

写真は次の日のいつもの富士山。
また祈った。

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