10月24日(土)、第20回となる愛和病院の「故人を偲ぶ会」が開かれました。会場は、愛和病院の向かいにある「信州教会」です。新型コロナウイルスの感染が終息していないため、出席者の中に感染者がもしいたとしても感染が拡大しないための対策を取る必要があるため、会場に入れる人数はいつもの半分くらいになります。そのため、13時からと15時からの2回に分けて開催することにしました。
例年は椅子と椅子がくっついていましたが、今回はそれぞれの椅子が他の椅子と離れているように配置し、讃美歌などの歌は歌わず、スタッフの歌もなし。それらの変更で時間は短くなりましたが、献花や写真の返還など人が移動する時には人と人との距離が近くなりすぎないように配慮したため、少しいつもより時間がかかった気がします。それぞれの回に45人ぐらいずつのご遺族の方が参加してくださいました。ご遺族の方と話をすると、大切なご家族を亡くされた悲しさやつらさは、なかなか時間が経っても軽くなっていかない方も多いようです。「この世に残って生きていく人が、しっかり生きてほしい」というのはいつも思っていることですが、実際には難しいんだなと思います。
これからもできることはできるだけ続けていきますが、大切なご家族を失って力が出なくて困っている方の近くにいる方も、可能な範囲でその方たちに力を貸していただければ嬉しいです。参加していただいた方々も、参加する勇気がまだ出ない方々も、どうもありがとうございました。困ったときは遠慮せず相談してください。
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