ふたご

2007-02-26 22:53:28 | Weblog
教室に双子ちゃんが通いに来ている。
今日は弟が10分くらい遅れてきた。
なんでも家を一緒に出ないんだとか。
まあ、それぞれ予定があるんだろうと思っていたのだが、
帰る時間になって、今度は弟が先にとっとこ走ってエレベーターで降りてしまった。

レソ「あれれ、先に行っちゃったね。どうしたの、ケンカでもしたの?」

双子兄「ウウン、僕等、仲イイ。」(←この子は、しゃべる時なぜかいつもカタコト)

レソ「えー、じゃどうして一緒に帰らないの?一緒に帰った方が楽しいじゃん、DSも対戦できるじゃん。しりとりできるし、親指立てるゲームできるじゃん!うーーーーん、、、2!!(同時に僕ともう一人の先生が手をグーにして、親指を立てる。結果、3本。)」

双子兄「エー、DS持ってないし、あんまりソレ(親指立てるゲーム)おもしろくない。」

レソ「なにぃぃいいい!(ショック)」



僕がショックを受けていると、双子兄は、

「一緒に電車に乗っていると、双子に思われて恥ずかしい」

と、本当の理由を教えてくれた……むずかしい年頃なのね、笑。

ちなみにその双子は、兄の方が眼鏡をかけて、髪形も少し変えて意識的に差別化を図っているのだと思われる……。



僕は、帰り道の電車でちょうど、いしいしんじ「プラネタリウムのふたご」を読み始めた。



青心

2007-02-25 23:50:40 | Weblog
ザ・ブルーハーツがすき。
かっこわるいことは、なんてかっこいいんだろうということを気づかせてくれた音楽。
意味もなく興奮しているその根源的なエネルギーが
打ちのめされたときの弱さを認める強さが
パンクロックの優しさが
矛盾を両手に抱えた純粋さが
いつまでたっても色褪せることなく僕を揺さぶって、心の輪郭を摩擦するのだ。

マイ・ブーム

2007-02-24 22:45:51 | Weblog
最近、江頭2:50のモノマネにハマってます。



疲れが全部集中したみたいに、眉間に膿がたまってます。
口内炎もできてるし
イタタタタ。

昨日はマサーシーのスタジオのあと、Oozeのライブがあって
今日はお仕事だったからくたびれ気味。
伊坂幸太郎の「チルドレン」と、いしいしんじの「プラネタリウムのふたご」を借りているんだけどタイミングがつかめず、まだ1ページも開いていない。
新しい世界に分け入るのって朝蒲団から出るのと同じくらい、エイヤっていうのが必要なんだよな。

ドラムは、額縁みたいな役割をすることが多い。
マサーシーのいいところは、そのドラムを絵の中に引っ張り込んだところだと思う。

2007-02-20 22:04:23 | Weblog
最近読んだ本。

・海も暮れきる<吉村昭>
・記号学入門<池上嘉彦>
・がんばれヘンリー君<クリアリー>
・大きな森の小さな家<ワイルダー>
・ジョコンダ夫人の肖像<カニスバーグ>

なかなか時間がないけれど、仕事の一貫も兼ねて児童書も読んでいる。
「ジョコンダ夫人の肖像」が面白かったな。
ジョコンダ夫人とは、マドンナ・リザ・ジョコンダ。
つまり、モナ・リザのこと。

こそどろだった少年サライの視点から、レオナルド・ダ・ヴィンチついて描かれた物語で、最後にどうしてモナ・リザの肖像画が描かれたのかが分かるようになっている。もちろん物語なので、本当のところはわかりませんが。
自由奔放でトラブルメーカーのサライと、超然とした態度をとりつつもデリケート心を持つレオナルドの関係が、レオナルド・ダ・ヴィンチについて新鮮な印象を与えます。
「ダ・ヴィンチ・コード」を読んで、ダ・ヴィンチにアンテナが引っかかった人はどうぞ読んでみてください。読みやすいし。
なんでもダ・ヴィンチは、肖像がは三枚しか描いたことがなかったそうですよ。


子どもに本をおすすめするのも仕事の一つなんだけど
読んできゃ、ちゃんと読書指導ができないので
ちょっとずつでも読まないといかんのです。





先日、ウ●アの友達と飯食ってボーリングした。
3ゲームしかやってないのに、2ゲーム目くらいからもう疲れが見え始め、
おじさんの影が見えました、泣。
でも久しぶりになかなか会えない友人と遊んだーって感じで楽しかったなぁ。





今週来週と、ライブが控えてます。

今週は金曜日に、サポートしているOozeというバンドのライブ。
恵比寿の天窓switchにて
今回はアコースティックなかんじでやるそうです。
僕は二曲参加します。

来週は火曜日に秋葉原クラブグッドマンにて、
マサーシーのライブです。
なかなか緊張感のある新曲もできましたので
ぜひかもーんです。



今、NHKでジェラルド・カーティスというコロンビア大学の教授がしゃべってたんだけど
日本は外来語として、他国の文化や言葉の概念を簡単に受け入れるけれど
本当に日本語に置き換えられないのだろうか?
ホワイトカラーエグゼンプションやワーキングプアなど
日本の言葉として表現できるのに、それをしないのは日本語が乱れることにつながるのではないだろうかという話をしてて、あーそうだなぁと思った。
結局、外来語として当然のように受け入れられている言葉でも、一度翻訳しないと使えない言葉が多いような気がする。
しかも本来外国で使われている意味とかけ離れて、日本でしか通用しない意味づけまでされている。
つまり、外国語の音を利用して勝手に新しい意味をつけて言葉にしているわけだけど、それならいっそのこと漢字と平仮名使って短く表現してもいいんじゃなかろうかーという感想をもった。
でも誰かがわざと分かりにくくするように、外来語でごまかして表現しているのかもしれないなぁ。


虚ろんです。

2007-02-18 01:01:25 | Weblog
無じゃないんです。
虚無なんです。
一見、虚と無が類義語同士でくっついているように見えるけど

「無」とは、考え方によっては、一種の理想的な状態ともいえるのですが
「虚無」とは、無ではないのです。

虚とは、名詞について「うつろな、中身がない空っぽな」状態を表します。
つまり、何か外殻のようなものの存在を前提としている。
虚、とは何かが「在る」ことを前提としている。

その外殻とは何か?

そりゃーきっとこの肉体じゃー!!!!!!!
この肉のカタマリじゃー
肉、万歳!!
まんせー

生きている以上、肉体は切っても切り離せないですよ。
ブラックジャックは脳至上主義だけど、それでも肉体を必要としますよ。

その身体を折って、心を静めて、外の世界と内の世界を交感させて
無へ、または「空」の概念へ近づいていくとしますよ。

そこは決して「虚無」では無いですよ。

虚無とは、空っぽという言葉とは裏腹にに、器への強い執着を感じさせるのですよ。

ナウシカ読みましたか?
王弟は、肉欲甚だしかったですよ。
自分の身体へのナルシズムだけではなく、ナウシカへも涎ダクダクですよ。
成仏してなんぼですよ。
ちょうちょ追いかけて正解ですよ。

虚無の根底にある、自分可愛さ他を省みない自己正当化の欺瞞。
それが、無と虚無を隔てるものですよ。
無は人が近づいていくもの。
虚無は人を捉えようと近づいてくるものですよ。

つまり古代から脈々と受け継いできたこの「虚無」の時代を
現代人も生き抜く覚悟が必要なのですよ。

神の無いこの日本で、虚無に立ち向かうには
そりゃその虚無の正体へ飛び込んでいくしかないのではないのでしょうか。
確かに早死にしそうですよ
適当にいなしていくのがいいですよ
でもいつもいつも隣に置いて、知らんぷりばっかりできないですよ

別にストイックに生きろとかそういうことじゃないんですよ。

確かに飛び込みすぎて死んじゃったのが太宰先生ですよ。
やっぱり何か絹糸の繊維のような純粋さを感じましたよ。
真珠貝取りに行って、溺死したようなもんですよ。
夢中なんですよ。もぐりすぎなんですよ。
でもなぜなら彼は芸術家だったからですよ。
その生命のオセロが彼の生そのものなんですよ。

何がいいたいかというと
虚無を見据えて生きることが、世界を変えるとー

ああ、これもナウシカが言ってた!!!!

僕の言葉なんて一つも見当たりゃしない!!!!



前言撤回!

まだ旅路の途中。

虚無を見据えて生きる人の作る世界で生きたい。

つまり、その世界の住人の一人は僕だ。

でも一人じゃさびしいな。

一人じゃ厭だな



って、これかああああああああああああああ!!!!!!



これか?

この一人じゃいやだ

君もこいよ

みたいな奴が、

虚無の正体じゃないか!!!!


違うんだよ


僕一人じゃー

とかじゃなくって


君が好きだ

一緒に


世界を


変えようぜ!!!!!!!!!!!!!!



でもなくって

そんな中途半端な手垢と涎にまみれて「」の着いたラブ&ピースじゃなくって


ただ


一緒に肩を並べて、

頭一つ分だけずれた世界を眺めながら

そこから見える宇宙の美しさについて話しませんか。





から、初めてもいいっすか?

すみません、僕ももっと勉強しますんで……。





世界は割れ響く耳鳴りのようだ

2007-02-17 00:32:55 | Weblog
easternyouthのライブに行ってきた。
常に闘っている大人。
多分、ニル・アドミラリと闘っているんだと思う。
生きることに無気力になりそうになってしまう自分と
社会の矛盾に無関心になってしまいそうになる自分と
身近に転がっている宇宙の放つ美しさに無感動になってしまいそうになる自分と

自然に振舞えればいいさ
無意識に、普通に、笑えていれば一番いいさ

でもそれができなかったら、
イースタンを聴こう。


高校時代
憂鬱という友人がついに実体化したあの頃、
レディオヘッドにやられていたあの頃、
イースタンや怒髪天に出会い、困難に体当たりする強さをもらったような気がする。
他にもブールハーツやハイロウズはもちろん、ゆら帝とかDMBQとか54-71とか、くるりとかクラムボンとかスマパンとかキングクリムゾンとかあぶらだことかなんかいろいろ思い出せないけど
光と影がいい具合に僕等音楽少年達を揺り動かして
新しい音楽の地平を見せてくれた。


今日は、あの頃みたいに前のほうでもみくちゃになりながら拳を振り上げて合唱したり雄たけびを上げたり放心状態になったりしながら、ライブをみて、すごく良かった。


バレンタインばあちゃん

2007-02-14 23:58:56 | Weblog
なんとばあちゃんからチョコレートをもらった。
近頃は足が痛いから動きがすんごくのろいのだが、
今朝は朝ごはんが終わった後、さて部屋に戻ろうと立ち上がったら
「ちょっと待ってて~」っていって
いつもの五倍くらいのスピードで部屋に駆けてって、さささーっとチョコをくれた。
初めてバレンタインチョコなるものを人にあげたそうです。
いやぁ、あんなに機敏なばあちゃんを見るのはひさしぶりだったなぁ。



みたこときいたこと

2007-02-09 22:36:33 | Weblog
■中国国家博物名品展
太田記念美術館の招待券を忘れてしまって急遽、上野へ目的地を変更したので
気分で足を向けました。
鼎とか俑とか、重量感のある器や人形に対して、その細工が細かい!
たまに器の模様になっているトウテツという伝説上の怪物が気になった。

■マウリ展
↑の隣でやってた企画展。マウリ族の生活にまつわる品々が展示されていた。
食料貯蔵庫の上についている鬼瓦のような、ギョロ目の顔が迫力あった。
「盗み食いはアカンでー!」みたいな。無言の圧力。
それに武器がかっこよかったし、無駄がなく美しかった。
クジラの骨を磨いて作った棍棒もきれいだったし
戦闘用の杖は、片方の先端が平べったくなってて、もう片方が鋭くとがってた。
あと、柱や壁に施されている模様は性的な模様が多かった。

■トレモロイド
まじかっこよい。
たのしかった、に尽きる。
バンドしてましたね、「kingking」いいです。
ヨウスケさんイクタさんとファンタジー小説について語り合いたいなぁ。
そして村上さんドラムかっこいい!
きちんとコントロールされた良いストロークで、
僕ももっと練習して、筋力もアップしなきゃーと思った。
その後は、マザコのとっきー&ギガさん、リンクローバーのユーリさん、ユーグラングランのみんみんさんと飯食べれて、楽しかったっと。

■梅
心が洗われるくらい、いい香り。
少し早いけど、でもやっぱり見ると弾む。