天候:曇り 気温:-10℃(日中も同様)
月の位置が分かる程度の雲の厚さの雲。帰路の車中では雲に切れ間が出来て星も見えるようになるものの、そこにはオーロラ現れず(スタッフより)。
昨日より3日間、イエローナイフでは恒例の鉱物資源関連の会議&コンベンションが行われています。今年で35回目。
カナダの小都市では当たり前ですが、このコンベンション会場は高校の体育館。施設の有効利用の良い例といえます。春の産業展と違い、スケートアリーナは(ホッケーに使われていて)この時期には使えないと言う事情もあります。たぶん強引に使おうとしたら、スケート愛好者が暴動を起こすかもしれません。
さて、秋のコンベンションは「鉱物資源関連」に各ブースがほとんどが直結しているため、出展会社も鉱物探査、航空、運輸、通信、ケータリング、施設設置機材などと言ったものがほとんど。観光関連はギャラリーやフィッシングロッジが各3店と少数派です。その中で光るのがダイヤ鉱山の3社。ブースは(すでに名前を売る必要が無いので)見た目は大人しいですが、どれにも「名札入れ」の箱があって名前を入れておくとダイヤモンド(もちろん最高品質品)が毎日誰かにプレゼントされます。ちなみにダイヤの大きさは何処も1カラット以上。そう言えば、「カリブーカーニバル」の雪像コンテストも一等商品が「1.34カラットのダイヤモンド」でした。
そして、もうひとつ面白いのが会場に子供が多いこと。小学生が課外授業として来ていて、先生から配られた「聞いてみるといいことヒント集」を持ちながら各自でいろんなブースの人に質問をしていました。中学生になると何も持たされていないので、自分で興味のあることを調べてレポートにしないといけないのでしょう。
地元のイベントに密着した、良い授業だなあと変なところで感心してしまいました。