ATTACHMENT NAGOYA

ATTACHMENT名古屋店が発信するブログ

ATTACHMENT/NAGOYA-CHO No.005

2012-06-22 22:43:24 | ATTACHMENT/NAGOYA-CHO

 

 

この6月、私どものお客様がカフェをオープンしましたので“サイタ カフェ”をご紹介いたします。

 

彼らとはもう10数年のお付き合いとなりますがそんな彼らの夢の具現化に少しでも力になれればと思います。

 

本日、初めてお伺いした“サイタ カフェ”店内は、昭和レトロな雰囲気と決して派手好みではない彼らのイメージにぴったりです。

真面目な彼らに招かれ、いつもと違う立場逆転の時間はちょっと面白可笑しく、良いランチタイムをゆったりと過ごせました。

 

こだわりのコーヒー、クロワッサンとトースト、そしておいしいカレーを楽しめる彼らの特別な空気間へ、

まだまだ模索中の部分もあるのではないかと、今後も色々と変わりゆく進化に期待しています。

 

また近々お伺いします。

 

ごちそうさまでした!

 

 

そう、“サイタ カフェ”でのこだわりコーヒーといえば、南仏UNIC社製のエスプレッソマシンを導入しています。

上質な味をぜひ多くの方々に味わっていただきたいです。

 

 

 

Saita cafe サイタ カフェ

名古屋市東区筒井3丁目15-18 伊藤ビル1階C

車道でカフェ saita ブログ

電話_052-932-3210

営業時間_08:00-19:30(ラストオーダー19:00)

定休日_未定

駐車場_2台あり

禁煙

 

 

 

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ATTACHMENT/NAGOYA-CHO No.004

2012-05-31 20:51:55 | ATTACHMENT/NAGOYA-CHO

 

 

『五月のミル』

 

100%ORANGEのイラストに惹かれタイトルにある5月のキーワード、今月中に観なくてはと、5月も最終日。

なんとか間に合いました。

そして、いよいよ初夏ですね。そう、6月、夏至のころには梅雨のさなか。

梅雨時間をルイ・マル映画でスッキリと、いかないと思いますが。

せっかくですので梅雨時間をジメジメ楽しめたらと、6月乗り切れるなんて考えています。

 

1968年5月、南フランスの田舎町にある大きなお屋敷。時は五月革命のさなか、年老いたヴューザック夫人が亡くなった。

母親の葬儀のために駆けつけてきたブルジョワ一家の数日間をおおらかかつシニカルにのどかな田舎屋敷で繰り広げられるドタバタ騒動をステファン・グラッペリが奏でる誰もが耳慣れたサウンド、ちょっと切なくって、懐かしい、そして楽しく雰囲気あるジャズ・ヴァイオリンの軽やかな音色に乗せて描かれる人間ドラマ。

 

名匠ルイ・マル円熟期の作品

 

 

ルイ・マルは北フランスの裕福なブルジョア家庭に生まれ育ちました。

彼も1968年5月、五月革命を体験した一人なのだが、

そんな彼の五月革命に特別な思いを込めた物語であり、振り返り総括した作品なのだと思う。

彼の作品は常にルイ・マル自身の内面告白を意識的なのか作品に色濃く反映されています。

 

特にナチズムを扱った「ルシアンの青春」、「さよなら子供たち」この2作品。

 

 

『ルシアンの青春』

 

五月革命を経て、ルイ・マル自身も政治や社会問題との関わりを深めていきました。

1970年代前半、この時期の代表作に「ルシアンの青春」があります。

第二次大戦下のドイツ軍に占領されたフランスの片田舎。

ルシアンという一人の若者の悲劇を幸福で美しい青春と映し出したこの作品は、ルシアンに対するルイ・マルの優しさと愛情。

そして、反戦への意欲を実感させられます。

 

また、冒頭でのクレジットシーンでルシアンが長い坂道を自転車で疾走するとても印象的なシーンで使われたジャンゴ・ラインハルトの軽快な音楽(Minor Swing)は、「五月のミル」の冒頭、同じくクレジットシーンでジャンゴ・ラインハルトの盟友ステファン・グラッペリが奏でるやわらかな音色にあわせてミルがこちらも自転車ロードレーサーで駆け抜けるシーンを思い起こします。

 

ロマ音楽とスウィング・ジャズを融合させたジプシー・スウィング(マヌーシュ・スウィング)の創始者としてしられる彼らの楽曲は数多くの映画のサウンドトラックに使用されています。ジャンゴ・ラインハルトといえば、ウディ・アレン監督「ギター弾きの恋」という映画ですが彼の曲といえば、やはり「Minor Swing」です。この曲はとにかくバージョンの多さにお気に入りに出会うまで一苦労。確か、ジュリエット・ビノシュ主演の映画「ショコラ」でジョニー・デップがこの曲を魅力的に披露しています。

 

 

『さよなら子供たち』

 

「ルシアンの青春」から14年後、「さよなら子供たち」は、「ルシアンの青春」と同じ1944年のナチス占領下のフランス。

パリから疎開してきた裕福な家庭の子供達がカトリック僧院の寄宿舎生活で起きた戦争の悲劇を主人公の子供の眼を通して戦争の残酷さ(ユダヤ人というだけで引き裂かれる不条理)を描いたルイ・マルの自伝的作品。

 

当時の占領下の風景やイメージを再現するための拘りの映像は暗く沈んだ色彩で光を感じさせない寒々とした冷たい冬景色がとても印象に残ります。

 

この映画のラストシーンにルイ・マル自身の声で「1944年1月のこの朝のことを一生忘れないだろう」というナレーションが入ります。まさにその1944年1月の朝の出来事が彼の映画人生を決定したものだと、述べています。また、ルイ・マルは「40年以上待って、やっとつくることのできたわたしの真の処女作が、この映画です。」と、語っています。

 

そして2年後「五月のミル」です。

 

改めて、この3作品を梅雨時間に観ようとジメジメ予定しています。

 

 

 

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ATTACHMENT/NAGOYA-CHO No.003

2011-02-01 22:29:55 | ATTACHMENT/NAGOYA-CHO

 

 

『強奪 箱根駅伝』

12月30日の夜、神奈川大学駅伝チームの女子マネージャーが誘拐された。

“みずのはあずかった かえしてほしかったら いかのもの きたる はこねえきでんに さんかするな   じんだい つるこうすけ”

合宿所のスタッフルームにファックスで脅迫文が届く。

津留康介、箱根駅伝に出場できる選手は十人。九人までは決まっているが、十区を走る最後の一人が決まらない。その最後の枠を津留康介が勝ち取る。そして、神奈川大学駅伝チームの女子マネージャー水野友里は恋人。

監禁された彼女の映像がテレビ局に届く。

そんな中、スタートした駅伝。そして、激走とシンクロするように誘拐犯、テレビ局、警察の熾烈なハイテクを駆使したゲームが始まる。

駅伝生中継のジャックを仄めかし、次々と要求を突きつけてくる誘拐犯と駅伝生中継が乗っ取られるのを阻止するテレビ局と警察の攻防戦は、ミステリー小説として読み応えがあり楽しめます。さらに、スポーツ小説としても箱根駅伝の臨場感、箱根駅伝にかける選手やチームの熱い思いが伝わってくる充実した内容の一冊です。

 

今年の箱根駅伝はというと第87回東京箱根間往復大学駅伝競走(1月2日、3日)、史上6校目の3連覇を狙う東洋大をわずか21秒差で振り切った早大が10時間59分51秒で18年ぶりの総合優勝を果たし、史上3校目の大学駅伝3冠達成で幕を閉じました。

早大と東洋大の“2強” 両校のタイムはともに、第76回大会で駒大が樹立した11時間3分17秒を上回る大会新記録です。

早大は、選手一人ひとりが与えられた仕事をきっちりこなし、堅実に走り、リードを守った結果が優勝につながった。

たしかに、東洋大が区間賞を4区間(5区、8区、9区、10区)で獲得したのに対し、早大は1区だけ(大迫傑・1年)で優勝につなげたというのは、選手一人ひとりの特性、持ち味を生かしたレース運び、総合力の差が勝因でしょう。

しかし、史上6校目の3連覇を狙う東洋大の区間賞を4区間(5区、8区、9区、10区)獲得、特に後半3つ獲った力はすばらしです。過去2大会連続で5区の区間新記録を樹立し、東洋大の連覇を決定づけた柏原竜二(3年)、今シーズンは絶不調。でも、やっぱり彼は強かった。山上りでの強さは今年も圧倒的で、圧巻。山の神、復活の区間賞(5区)を獲得。

結果、今年も東洋大を5時間29分49秒で3年連続3度目の往路優勝に導いた。

早大は、往路5区の猪俣英希(4年)が東洋大の柏原竜二(3年)に抜かれはしたが、粘りの走りで柏原に食らいつき、27秒差の2位で復路に望みをつないだ。さらに、復路のスタート区間は濡れた路面にハイスピードと、テクニカルで重要な6区、高野寛基(4年)がアグレッシブな走りを見せた。東洋大の市川孝徳(2年)に比べて、高野は前半から攻めて、15キロ地点でスライディング転倒しても、すぐに体勢を立て直して走り出す。手に汗握る熾烈なレース展開に見ている側もハラハラ、ドキドキと緊張しっぱなし、今回の一番の見所だったのではと思います。

この力走により、早大は勝ちに対する強い思いが選手とチーム全体に大きく響き、チーム一丸となり、襷をつなげた早大が勝利した。

今年もたくさんのドラマがあり、感動と涙にそして、パワーをいただきました。

ありがとうございました。

 

それにしてもランナー量産が著しいですね。

早朝ランにナイトランと老若男女、元気です。

朝晩本当に寒いし、数日前の帰宅途中、雪がちらつくなかランナー発見。

走っていました。

私も雪が若干積もりながら走って帰宅、自転車で。

 

UNDERCOVER JUN TAKAHASHIさんも走っています。かなり。

昨年はホノルルでの初フルマラソンはなんと4時間16分で完走。

彼のブログ 逆走ダイアリーから

『あれだけキツかった筈のフルマラソン、次回への闘志も既に湧いて来ている。
ランニングシューズ以外頼るものの無いこのストイックなスポーツ。
初心者ながらその魅力に完全にハマってしまったチームGIRA。
来年も引き続き走り続けようと思う。』

完全にハマってます。

 

今月2月27日の東京マラソン、申込者数合計 333,147人に当選者数合計35,000人(倍率 9,6倍)、今年も大人気です。今回男子は世界記録保持者のハイレ・ゲブレシラシエ選手が出場します。女子では陸上女子一万メートルの日本記録保持者・渋井陽子さんや土佐礼子さんも出るみたいです。多くのタレントさんも出場するんでしょうね。

そして、今年10月30日に初めて開催される国内最大級の大規模市民マラソン「大阪マラソン」、大阪府の橋下徹知事もチャレンジランに参加する予定。定員はマラソン2万8000人、チャレンジラン2000人の計3万人。申し込みは2月15日からです。

さらに名古屋では「世界最大」 女子マラソン実施へ

毎年春の名古屋国際女子マラソンと秋の名古屋シティマラソンを2012年度から統合し、「マラソンフェスティバル」(仮称)とすることを発表。エリートランナーと一般ランナー合わせて約3万人の参加を想定している。フルマラソン(42.195キロ)、ハーフ、10キロなどを予定しており、フルマラソンは女子だけになる。日本陸連は「フルマラソンで約1万人の参加を見込んでおり、世界で最大の女子マラソンになる」としている。 2012年3月11日に実施。

 

大規模なイベントが本当に増えてきました。

楽しみにしていらっしゃる方、目標にしてる方多いんじゃないでしょうか?

ランナーは止まっていられないですね。

 

すでに今回のマラソン話で辛さを想像しただけでも体力の限界を感じていますが

なんか走ると男女交流の増加あり、モテるかも。

良い汗かいて血液サラサラ。

ランナーになるのも良い機会かも。

明日の朝からでもランナーいけそうだし。

そんな気が…。

 

では。

 

 

 

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ATTACHMENT/NAGOYA-CHO No.002

2010-11-30 15:03:33 | ATTACHMENT/NAGOYA-CHO

 

秋の夜長、第三弾 完結

 『メイプルソープとコレクター』

ロバート・メイプルソープ 1989年3月9日、エイズによって42年の生涯を閉じました。スキャンダラスに人生を駆け抜けた天才フォトグラファー、ロバート・メイプルソープと彼に目を付け高級カメラを与え、新しい世界へと連れ出してくれる最高のパトロンで天才的なキュレーター、サム・ワグスタッフ。二人が70~80年代、NYアートシーンとアートビジネスに残した軌跡。

彼の特別な美意識と研ぎ澄まされた構図は新たな写真表現のスタイルを打ち立てましたが前衛的な作品は 「猥褻か? 芸術か?」 といった論争を巻き起こし、アートシーンのみならず多方面に影響を与えました。

1988年12月、フィラデルフィアのインスティテュート・オブ・コンテンポラリー・アートにて『パーフェクト・モーメント』と題された展覧会が行われた。この展覧会はアメリカ国内6都市を巡回する予定だったが、一部の保守団体が作品の猥褻性をめぐって抗議活動を展開したことに怖気づいた美術館側が開催をキャンセルするなど、広く社会問題にまで発展した。

日本での、メイプルソープ事件:ロバート・メイプルソープの写真集「MAPPLETHORPE」を日本の税関が「わいせつ図画」に当たると判断し、没収した行為の妥当性を巡り没収処分を受けた出版社社長の男性と日本政府が争った事件。 2008年2月19日、最高裁第三小法廷は,二審・東京高裁判決を破棄したうえで,日本国内への持ち込みを禁じた税関の処分取り消しを命じ、国側敗訴が確定。下級審におけるわいせつ物認定が最高裁で取り消されたのは、本件が初めてとされる。

メイプルソープは主に4つのテーマで作品を制作していますが、その中の作品「Flowers」、 KAZUYUKI KUMAGAI 2009-2010 A/W COLLECTIONでのコートなどに使われたグラデーションは、「Flowers」からインスピレーションを受けています。

また、アラーキー(荒木経惟)が撮る花の写真とメイプルソープの「Flowers」両者ともに、出来映えは十分で美しい。勿論、いやらしくセクシャルでエロティック。しかし、両者には違いあった。

アラーキーは、花のみをメインに撮り、そして男目線で花は女として撮る。それに比べて、メイプルソープは、花と茎が必ず構図の中に納まっている。男でもあり、女でもある両性具の彼だからこそ生まれる発想と意味を齎すと思う。改めて花と茎は女と男をそして、彼の美意識を強く感じます。

 メイプルソープは自身の運命に決定的な影響を与えることになる天才的なキュレーター、そして同性愛者であるサム・ワグスタッフと出会う。パティ以上に自分のことを庇護してくれる人間はいないと思っていたメイプルソープには最高のパトロンであった。彼に出会うことによりアーティストとして飛躍していくと同時にゲイになっていくことがぴったりと重なっていく。

運命的な出会いといえば、1967年の春、メイプルソープが20歳のとき、生涯にわたって親交を持つことになるパティ・スミス。パティに惹かれ、彼女の芸術的才能を高く評価し、そして愛情も。メイプルソープは、パティの前ではホモセクシュアルな素振りは見せなかったのか、自身がホモセクシュアルではないと思えたからなのか彼女を愛し恋人となる(メイプルソープが唯一愛した女性)がパティから別れを切り出されてしまう。

再びこの二人は出会い共同生活が始まり、恋人となるがしだいに別々の相手と恋愛をするようになる。にもかかわらず、お互いの絆を損なうどころかかけがえのない特別な関係となっていく。

1975年 ファースト・アルバム『ホーセス』でパティはパンクロックの女王になっていく。 1979年 『ウェイブ』、フィレンツェでのライブを最後に音楽活動を休止。 1988年 復帰第一作『ドリーム・オブ・ライフ』、3作品のジャケットはメイプルソープが撮影。『ドリーム・オブ・ライフ』、このときメイプルソープはエイズを発症しており、パティの表情から彼への想いが伝わってくる。

80年代に入るとメイプルソープは写真界のスパースターとなった。

 しかし、病魔は容赦なく襲いかかる。

 1989年3月9日、エイズにより死去。

 「不完全の拒否」という意志で一貫して求め続けた「完璧な瞬間」一分の隙もない端正な構図と研ぎ澄まされた美しさは、常にセンセーションとスキャンダル。 「猥褻か? 芸術か?」メイプルソープの絶対的な美は今日でも観る者を魅了し感動をもたらし続ける。

 

  

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ATTACHMENT/NAGOYA-CHO No.001

2010-11-03 22:45:18 | ATTACHMENT/NAGOYA-CHO

 

最高気温も20度に満たさない日中に
秋を満喫中、予定でしたが
このところ急激に秋も深まり、冬もご一緒ですか?
10月後半に秋の遅れを取り戻そうと力走したのは評価できます。
しかし、一年の締めくくりアンカー冬へのバトンパス少しお待ち下さい。
ようやく、アウター必修の季節到来です。
嬉しいです。
深まる秋をお楽しみ下さい。

秋の夜長、第二弾

Patti Smith 『twelve

 

1 Are You Experienced? - Jimi Hendrix

2 Everybody Wants To Rule The World - Tears For Fears

3 Helpless - Neil Young

4 Gimme Shelter - The Rolling Stones

5 Within You Without You - The Beatles

6 White Rabbit - Jefferson Airplane

7 Changing Of The Guards - Bob Dylan

8 The Boy In The Bubble - Paul Simon

9 Soul Kitchen - The Doors

10 Smells Like Teen Spirit - Nirvana

11 Midnight Riderr - Allman Brothers

12 Pastime Paradise - Stevie Wonder


2007年に初のカバーアルバム『twelve』をリリース、タイトル通り全12曲が収められたこのアルバムは
ほぼ全曲もしくはほとんど全アーティストを知っている。それほど有名な曲ばかりが選ばれています。
聴いてきたことのある曲だからかもしれませんが不思議とはじめから音が馴染み、
穏やかでなんか懐かしい気分にさせてくれるアルバムです。

ここ最近ずっと聞いてます。

全体としてはやや抑えめですが彼女は1曲1曲、完全に自分のものにしています。
何を歌っても自分の世界を創ってしまう彼女、パティ・スミスのオリジナルアルバムと言われても
まったく違和感ないくらいです。
だからと言って、オリジナルとかけ離れて、オリジナルを超えたとも思えない。
オリジナルを聴きなおし、今でも聴き続けているオリジナルにやっぱりこっちが良いと
彼女はそんな普遍的な曲に今の自分現在に、そして過去、未来に挑んだ選曲『twelve』全12曲に納得です。

特に7曲目 Bob DylanのChanging Of The Guardsこの曲はほとんど同じ単調なメロディー
聴いていて飽きるどころかこの曲しか聴いてなかったくらい印象的で
この曲が流れるたびに聴き入ってしまう。
彼女のBob Dylanへの特別な思いを再確認させてくれる1曲でしょうか?

そして10曲目 NirvanaのSmells Like Teen Spiritかなりスローテンポです。
ギターの音と抑えめなボーカル、詩人パティ・スミスの歳を重ねてきた声、独特の雰囲気、
そしてエネルギーを堪能できるかっこいい曲です。グッときます。

最後の曲はStevie WonderのPastime Paradise、今度はピアノで満たされた。

けして懐メロ集ではない完成度の高いカバーアルバム『twelve』
きっと稲垣潤一も脱帽とおすすめしている?と思っています。

アルバムジャケットのタンバリンは彼女の誕生日に贈られたメイプルソープお手製の特別なタンバリンです。
ドキュメンタリー映画『パティ・スミス:ドリーム・オブ・ライフ』のなかで
ニューヨークの自宅で、21歳の誕生日に贈られたタンバリンを宝物と言い、
メイプルソープの遺骨を手に取り語る彼女はピュアで可愛かった。

 

 

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