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Mime Corporel Dramatique を通じたり通じなかったりのひとりごと

Jodee Mundy(ジョディ・マンディ)到着!!

2011年07月29日 | Weblog
ロンドンにある母校、(現)Inter National School of Corporeal Mime(コーポリアル・マイム国際学校)の同級生だったオーストラリア人のジョディ・マンディさんが大阪へ来ました。

彼女の家族は5人ですが、彼女だけ耳が聞こえます。こういった状況で育った人をコーダ(CODA)と呼ぶそうです。そんな彼女、今は手話通訳者であり、女優であり、演出家であり、聴覚の不自由な人たちと一緒に舞台に立ったり、目で見て楽しめる舞台を作ったり、と、色々なことに挑戦するアーティストです。

 2009年から始まった彼女の映像プロジェクト”Worlds Within(ワールズ ウィズイン)”を今回は大阪で聴覚の不自由な人たちと一緒に作りたいということで、私がコーディネーターとなって執り行った次第です。

その活動を通して、あまりにもたくさんの出会いがあり、あまりにもたくさんの人々の協力により遂行できましたので、小分け小分けで紹介していこうと思います。


*2011.7.28
 ジョディ到着
 

ウェルカムパーティーは回転寿司。
 


女優魂!


*2011.07.29
 大阪市立ろうあ学校主催 コミュニティに参加


そのジョディのプロジェクトを行うにあたり大阪で協力者を求めたところ、名乗りを上げてくれたのが、大阪谷町4丁目で国際手話、英語、中国語などを教えてくれるスクールのDeaf Japan(デフジャパン)でした。
さらにそのデフジャパンさんからお話を聞いて、私達を特別にそのコミュニティにご招待してくださったのが、廣田憲明さんです。廣田さんは写真の個展などもされています。
彼はこの日、講演をされていらっしゃいました。


ジョディ、廣田さん、私


この日ボランティアで子供達をサポートしてらした手話サークルの皆さんと

廣田さん、肌理細やかなお気遣いをありがとうございました。
サークルの皆さん、またいつかお目にかかりたいです!!
そしてこの会合に参加の皆さん、先生やサポーターの皆様、どうもありがとうございました。


その後神戸見物に行き、その帰りの電車で。。。
同じ車両で手話で会話している団体が!!
しかも同じ駅で下車、ジョディちゃんは早速手話で話しかけにいったところ、
大東市の手話サークル「虹」の皆さんということでした。

通訳は
英語→日本語→日本語手話
日本語手話→日本語→英語

その立ち話は40分!
お話の中で住道駅前の夏祭りに露店を出される事や毎週のサークル活動状況をうかがい、
そして私達も夏祭りに遊びに行くこと、サークルにも参加させてもらえないかとお願いし、
受け入れてもらったのでした。


と、ジョディ2日目にしてコレだけの出会いが・・・。
彼女はこの先、15日間滞在となります。。。


to be continued...

<参加者募集>ジョディ・マンディ 手話ストーリー ”Worlds Within”プロジェクト

2011年07月28日 | Weblog
私の友人であり、ミーム・コーポレル・ドラマティック学校の同級生、オーストラリア人のジョディ・マンディさんが来日しています。

Jodeeの家族4人は聴覚が不自由ですが、彼女は聞くことができます。現在彼女はオーストラリアを拠点に手話通訳、演出家、女優、映像作家などをしながら、聴覚の不自由な人々を対象に、またはその人たちと一緒に舞台活動をしています。

この来日中に、彼女の長期にわたるプロジェクトの一環を、日本で試みてみたいということで、私古田が仲介役となり、その状況を準備しているところです。

そのプロジェクトというのは、聴覚の不自由な子供達、青年達が手話や身体で自分達の国を紹介する物語を演劇の様に作っていき、ビデオに記録します。その物語には終わりは無く、続きは次の国の同じ境遇の人たちに託され、物語は延々と続いていく、といったものです。

現在カンボジアとオーストラリアの2カ国で作成され、3ヶ国目を日本、大阪でと考えており、最終的には10カ国を目指しています。


そして協力者を探してみたところ、その呼びかけに応えてくれたのがDeaf Japanという、大阪の谷町4丁目にあります英語手話、英語、中国語などを教えているプライベートスクールの代表、Danny Dong氏です。

現在、Danny Gong氏とJodeeとの3人でやり取りをしながら、Danny氏の知り合いで参加者を募っています。

************************************
◇実施期間:8/3(水)-8/4(木)
   10:00am-4:00pm Jodee 指導の下ワークショップを2日間行い、
   撮影します

◇場所:ワークショップは Deaf Japan オフィス
   大阪市中央区常盤町1-4-3 東本町センタービル302号
   撮影は大阪城公園内
   アクセス地図 http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&tab=wl

◇募集人数:10名

◇参加資格:聞くことが困難な方、コーダの方(12歳~26歳くらいまで)

◇お申し込み:    電話/ファックス: 06-6355-4910
    メール:deafjapan@deafjapan.com

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ご応募の際は、住所、氏名、年齢、電話番号、メールアドレスをご記入の上、「ジョディ・マンディ手話ストーリー参加希望」とご記入ください。

注意)定員15名程となります。定員となりましたら応募を終了させて頂きますのでご了承ください。

Deaf Japanのホームページの中にある「ニュース」で、今までのジョディの作品と皆さんへのメッセージを動画でご覧頂けます

ご応募をお待ちしております。

コーディネーター
古田敦子


出演しました 一心寺 日曜学校

2011年07月25日 | Weblog


7/24(日)、天王寺にある一心寺さんというお寺のイベントで、併設の一心寺シアター倶楽にて出演とワークショップをしました。
そのイベントとは、一心寺さんが定期的に月1回かいされている「日曜学校」というもので、その中の芸術鑑賞の部に出演させて頂きました。

共演は、何度かご紹介させて頂いてますサクソフォン奏者の西本淳さん
一度ご一緒させて頂いてから、物腰柔らかな口調としっぽりとした雰囲気に魅了され、すっかり大ファンとなってしまいました。
今回2度目の共演ということでしたが、その穏やかな雰囲気とは打って変わったサクソフォンの音色は、やわらかくも確かで、演じながらもうっとりしてしまう程です。

そして、演目の後は劇場にお越しの皆さんとのワークショップ。
客席に座ってらっしゃる皆さんの約200(?)程の右手(左手)が織り成す「5つの動きでグラスを乾杯して飲む」を舞台上から見るのは圧巻で、思わず「おーっ!!すごい!!」と口が勝手に開いてしまってました。

今回、舞台に上がっていただきました方々、そして客席で一緒に挑戦してくださったかたがた、音響さん、照明さん、舞台監督さん、鍋島さん、スタッフの方々、そして田中秀彦さん(iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA)、どうもありがとうございました。とても良い経験をさせていただきました。

さて、今度のイベントも非公開ですが、その準備に大忙し!!
次も成功しますように!


共演 ヘテロフォニックダダ 88

2011年07月19日 | Weblog
2009年、私の本格的なソロ活動開始と同時に、何かとお世話になっている人たち。
関わる以前からも、実は大ファンで、まさか共演できるとは思っても無かった人たちです。

コスチュームデザイナー
大野知英さん
「虹」の様な人。


ヘア・メイク アーティスト
歯朶原諭子さん
「誇り高き戦士」と私は呼びたい。


お二人は身体装飾デザイナーグループ「iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA」メンバーでもあり、
身体装飾ユニット「ヘテロフォニックダダ」としても大躍進中です。

先日は石丸麻有子さん+heterophonicDadaでのアジアネイルフェスティバル2011 ネイティフルコンテストで4位、
東京で開催されたSICF12というコンテストでは、人の体液をテーマにしたなんともすばらしい作品を出展され、見事準グランプリを取られました!!!おめでとうございます!!!
是非リンク貼っているところをクリックしてご覧ください!!

何を隠そう、私の1月に行われたソロ公演での衣装、ヘアメイクを悩みながら生み出してくれたのも彼女達。彼女達無しに『PRAYER』は語れません。

そんなヘテロフォニックダダのお二人と、演出家の田中秀彦氏、カメラマンの大久保啓二氏で、「88(エイティーエイト)」というユニットも組まれています。

「88」+ミーム・コーポレル・ドラマティックアクター 古田敦子の共演作品



「cocoon」
~飛ぶ事を忘れた蚕蛾の夢~














シャッター音だけが響く中、ただひたすら「カイコ」してました。
蚕、回顧、懐古・・・
「私はカイコ、飛べないカイコ、私は…」



「ヘテロフォニックダダ」と「88」の挑戦は続く!!

東京観光

2011年07月05日 | Weblog
今までいいむろなおきマイムカンパニーで、東京公演で1週間滞在を数回しておりましたが、いつもバタバタでゆっくりとした観光時間がなかったので、今回のさくっとパントマイムフェス後に時間を取りました。

お世話になったお宅は、8年前のイギリス時代の私のルームメイトだった、りあちゃん。
今は東京にお住まいで、一児のお母さんです。


8年前を思い出しながら、あの頃と同じようにスコーンと紅茶でアフタヌーンティーを楽しむ私たち。いつもりあちゃんが用意してくれてました。
「あんなに昔の事か」と思うと同時に、今こうして同じ空間に居て、そして横で電車やミニカーで遊ぶ直君を見ると、その瞬間というのが愛しく感じられました。


りあちゃんと直君


直君「ピース!」


月島のもんじゃ!!
もんじゃ初にしてはいきなりレベル高っ!!
美味!!

翌日はリアちゃんお仕事終わるまでは一人で東京観光。
向かったのは上野駅。
最初に出会ったのは西郷どん。
あのテレビやなんやかんやで見たことある像はコレかと思うと、
観光テンションも上がりカシャリと一枚。



続いて出迎えてくれたのは、まさかのロダン!!
ロダンはミーム・コーポレル・ドラマティックの学校でも作品作りの題材にもよく取り上げられ、その一つ一つの身体のポジションは、まさに「コーポリアル・マイム」。
足が上野へ向かった理由はこれを見るためかと思うと、シャッターは止まりません。




頭「左左前」、首「左左前」、胸「右左前」・・・(笑)


そのあとお仕事を終えたりあちゃんと合流し、お昼に連れて行ってくれたのは
日本橋八重洲にあるうなぎの老舗、「はし本」さん。


気品あるお味に絶妙なやわらかさは絶品!!


こちら、同じく日本橋八重洲、江戸時代から続く割烹料理 嶋村さんの若女将、
りあちゃんです。

嶋村さんは東京駅から徒歩2分。
是非足を運んでみてください♪


そんなわけで、東京大満喫でした。
りあちゃん、りあちゃん家の皆さん、りあパパさん、ありがとうございました。

さくっとパントマイムフェスティバル@東京 終了

2011年07月05日 | Weblog
初の東京ソロ、わずか2日間しかフェスティバルを見られませんでしたが、その2日間でお目にかかれたパフォーマーさんは、なんと10組!!
しかもそれぞれ個性あふれる作品ばかりで、東京広いなー、と思えました。

13日間で36組のパフォーマーが参加する巨大イベントの中で、私は最終日の3組目。
今回演じましたのはやはり、ミーム・コーポレル・ドラマティックの生みの親・エチエンヌ・ドゥクルーの代表作品『洗濯女』。
たくさんの人にご覧いただけ、初めて見られた方達から多くのご意見、ご感想もいただけました。
なるほどー、そんな風に感じて頂けたのか・・・
一つ一つは今後の活動に生かしていきたいと思います。
ありがとうございました。

そして、参加者皆様とたくさんのお話をしたかったのですが、
緊張とバタバタで相成らずとなってしまいました。。。
次の機会に、是非とも交流させてください!!
よろしくお願いいたします。

フェスティバル運営のスタッフさん、出演者の皆様、そして足を運んでくださった皆様、本当に重ねてありがとうございました。