もこにゃんとばあば

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日本初の路面電車が開通

2022-02-01 04:56:02 | 俳句

着ぶくれて電車ごっこの園児かな

(繋ぎのウエアを着るとだるまさんのようでした。)

1895(明治28)年2月1日、京都府にて日本初となる路面電車の営業が開始されました。

路面電車は、塩小路東洞院~伏見町下油掛間の約6.4kmで、時速は10km/h程度だったそう。

また、電車の先走りと呼ばれた、小学校を卒業したばかりの少年を運転手の側や電車の脇に数名配置し、電車が来まっせ!危のうおまっせ!と電車と同じ速度で走りながら叫び、電車が通ることを知らせるスタイルだったそう。

運行から半年後に規則が作られ、現在の信号機のような役割の「信号人」など、事故防止のための対策がいくつか立てられます。

昼は赤旗、夜は提灯を持って電車の前を走り、歩行者の事故を防ぐ「告知人」(前走り)という役目の人もいたそうです。想像するとかなりシュールです。

案の定、告知人が轢かれてしまうという事故も多々起きてしまいました。そりゃあな。

現在、路面電車というと「チンチン電車」という通称が有名ですが、あれを鳴らすようになったのは、通行人への注意喚起という意味もあるのだそうです。

これなら、告知人のような人がいなくても、通行人の安全を図ることができますよね。

具体的には、運転席の足元についているゴングを鳴らすのだそうです。もっと早く導入されていたら、京都の路面電車による事故はもっと減っていたかもしれませんね……。

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路面電車なるものを初めて見たのは中学の修学旅行で札幌へいたときでした。

札幌ってスゲー都会だと思いましたよ。

因みに札幌の開業は大正元年(1918年)だそうです。路面電車の普及は早かったようですね。


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