雇われの悲しみを君に

すずの夫

「この世界の片隅に」

とにかく感動してしまいました。しかし、少し感じたことがあって・・・

それはですね、・・・北條 周作という男について・・・

この主人公すずの夫は、男としてどうなんだろうと疑問を持ったわけです

(その1)
遊女に惚れこんで嫁にまでしようと通い詰めていたわけですよ、

それなりのお金が必要ですから、貯金とかできていたのかと。。

あれだけ、すずさんが日々の暮らしの中で一生懸命に工夫して節約してきたのに

彼は、過去に遊女を買っていたわけですよ

(その2)
母親の脚が悪いために、嫁探しをしてアテがないので

幼少の頃にたまたま出会っただけの、主人公すずを嫁にしてしまうわけですよ

(その3)
主人公すずの幼馴染の水兵さんが、呉の家に訪ねてきて、深夜、水兵さんと

一緒に語るように自分の妻を、水兵さんの寝ている納屋の二階に無理やり

向かわせるのです、おまけに家に戻れないように鍵までかけて・・・

要するに、妻が水兵さんに抱かれることを黙認したわけですよ

まあ時代背景からして、分かる気もします。。自分は無理やりすずさんを嫁にして

でもその嫁には、気になる幼馴染がいて、しかも死に直面する任務が待っている水兵さんで

だからもう会うことはないのだから、、最期に・・・。

しかし、その後すずさんは、その夜の夫の行動を責めるわけですよ、

でもまあ、結婚してやる事をやった後で、夫に恋をするっていうのもなんかすごい順序だなぁと

昔の嫁っていうのもすごいと思いました。

それにしても、水兵さんの
「死に後れるゆうんは、焦れるもんですの」

というセリフはすごかったです。

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