雇われの悲しみを君に

貧困

ネットでたまたま「女性の貧困」というテーマの動画を観た。

NHKクローズアップ現代だった。

その内容は本当に胸が痛くなるようなものだった。

子供を抱えたシングルマザー、、

その女性は「わたしが働かないと子供が餓死するぐらいの気持ちでいる」

と心情を述べていた。

バイトを3つも掛け持ちし、その上実家に食費をおさめ

正規就労を目指して専門学校に入ろうとしている10代の女性・・・。

わたしの父は中学校の教師で母は専業主婦だった。

ただわたしが大学に入ったとき、わたしの仕送りのためパートに出ていた。

わたしは就職するまで、お金に不自由したことはない。

いや両親がそういう環境を作ってくれていた。

でも番組で紹介された女性たちは、親自体が貧困で進学もままならない環境で

否応なく貧困という立場に追い込まれていた。

さらにそういう女性の生活支援をしているのが風俗産業らしかった。

食事、寮付き、さらには託児所付き。

風俗店の経営者がインタビューで

「家族が崩壊し、頼れる人がいても頼れない女性達がやってくる」

と述べていたのだけど、何かこうこの経営者が

慈善事業をしている神父のように見えてきた。
(見た目もなんかマイルドな雰囲気だった)

・・・・・・

これが経済大国日本の現状なのか・・・。

わたしは基本的には経済的に恵まれてきた方なんだと思う。

それはわたしの努力とは無関係で、純粋に両親の努力によるものだ。

ただ社会人になってからは、マイナー稼業でそれなりに苦しい時期もあったけれど。。

でもこの番組を観て、本当に恵まれてこなかった人々もいることを

忘れずに他人に優しく接していくべきなんだと思った。

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