雇われの悲しみを君に

ちはやふる

先週の疲れがひどく、金曜日帰宅してからずっと風呂にも入らず、

パジャマのまま書斎でちょっとだけウメ酒を飲んで

布団に包まっていたら、

HULUで「ちはやふる」というアニメを知った。

そしてつい惹き込まれてしまい、

金曜日の夜からついさっきまで視聴し、なんと全50話
(第1シーズン:25話、第2シーズン:25話)

を一気に観てしまった(今から仕事しなくちゃ、いけない)。

もうね、老化が進行中の45歳雇われ中年の昼下がりとしては、

本当にサイテーですね。

息子は午前中は卓球クラブに行って、午後は部活の卓球に行って

まだ練習中なんですよね。それに比べて父親がこんな状態じゃあ・・・。

・・・・・・

それにしてもこの「ちはやふる」ですが、、ちょっとね、胸が痛くなるんですよね。

本当に正統派少女マンガによる青春というか、胸がきゅーんとなるストーリーで。。

わたしの高校にもたしか「百人一首部」というのがあって

入学時の部活動紹介でパンフレット貰って、練習メニューに「素振り」というのがあって

本当に意味不明で、でも、その謎がこのアニメによって解明されましたよ。

それにしてもこういうマイナー競技って本来わたくしの好みで

それで少し興味もあったんですが、なにぶん消極的な性格のせいで、

灰色の3年間を送ったわけですが。。

あのとき「百人一首部」にもし入っていたら、こんな青春もあったのかぁーって

いやいや、そんな青春なんてきっとなかったんでしょうけどね。

でもあるいは中学時代やっていた卓球を高校でも続けてみてもよかったんじゃないかぁーって

・・・要するに、高校時代もっと楽しい時間を過ごすこともできたんじゃないかって・・・

そう思わせてしまう、このアニメはわたしにとってはちょっと残酷でした。

しかしまあ、このアニメ面白いですよ。

「高校時代の青春」ってこうあるべきなんじゃないですかね。

若いときって、相手への好きって想いが募って臨界点を突破して「告白」っていう

クライマックスを目指す流れになるんですけど、この告白って若いときの特権ですよ、実際。
(大いにやってくれたまえよ、諸君!)

でもまあ告白なんて、本当に遅くても25歳ぐらいまででしょうね。

それ過ぎて告白なんてリスキーなことすべきじゃないです、

だって1%の不確定要素で「No」となるわけですよ。

それなら告白なんて絶対せず、51:49で押し切って好意を徐々に上げていく!

という考えが大人の恋愛だと思いますよ、それでもまあ、男が恥かくしかないですが。

ぼ、僕は、女性のプライドを満たすためなら、いくらでも恥をかきますよ!

あぁ、だめだ錯乱してますよ、一体どういうキャラ設定なんでしょうか??

こんなに中年男の心をかき乱すなんて、アニメ「ちはやふる」・・・。

ぜひご覧下さいませ!

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