時を止めようと、心底願ったそのときである 信じられないことに、わたしはその二匹のみの虫を、 回り込んで観察していたのである。 それは超スピードではなく、 わたしは静止した世界の中で 確かに動けたのである。 我がスタンド「疾走する愛」の誕生の瞬間である ・・・雇われ回想録より抜粋・・・