雇われの悲しみを君に

火種

今回のアルジェリア人質事件を見ていると、戦争に繋がる火種は、世界中に存在している

ということを改めて感じてしまう。

テロ組織への空爆をマリがフランスに依頼し、それに応えて本当に

空爆してしまう状況は、どう考えても限りなく戦争状態に近いと思う。

フランスの事情は詳しく知らないが、きっと

「テロには断固たる態度で対応する」

という西欧列強諸国の紋切り型の思想が根底にあると思われる。

しかし、空爆が正義とはとても思えないし、その報復として、

今回の人質事件が起きた、、

そもそもイスラム武装勢力などという集団が存在してしまうのは、

結局のところ「キリスト教VSイスラム教」

という宗教戦争が未だ決着していないからだと思う。

こういう宗教戦争の根底は、日本人には理解し難い。

なぜなら、日本には、八百万の神々が存在している。

八百万の神々の存在を認めるなんて、神の数が多過ぎて、

多神教というより、もはや無宗教?

つまり、キリスト教やイスラム教などの一神教の思想は、

日本人の思想とは根本的に異なるのだ。

一神教を信じる人々同士の争いを制止するのは、

無宗教の日本が適しているような気がするけれど・・・

そのようなリーダーシップを発揮できる人物なんているのだろうか?

唯一思いつくのは、ブータン国王?

いずれにしても、人質事件を発端として、フランス国内でテロが多発してもおかしくないし、

世の中、ますますきな臭い方向に進んでいるような気がしてならない。

いよいよ第3次世界大戦が勃発してもおかしくないように思う。

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