雇われの悲しみを君に

昔観た映画

今週いろいろとどういうわけか、その昔、

人生に激しい焦燥感を抱いていた20代の頃

心に刻まれた映画をいくつか思い出した。

・・・「白い町で」アラン・タネール作・・・

ポルトガルのリスボンを舞台にした映画。

わたくし、これを観て失踪したくなりました。

彷徨える男の永遠のテーマが描かれている、と思う。

40歳過ぎてこそ、心に刺さります。


・・・「愛に関する短いフィルム」キェシロフスキ作・・・

これほどまでに切実に人を愛せるのか?

年上女性に純粋にひたむきに向けられた青年の愛情。

ラストシーン、望遠鏡から覗いたビジョンに愛が表現されている!!


・・・「カラーズ 天使の消えた街」デニス・ホッパー作・・・

歴史が浅い国、合理主義、その一方で移民を受け入れる器の大きな国、

人種のるつぼと化した多民族国家、すなわち「アメリカ」。

アメリカの一筋縄ではいかない現実を描いた作品。

それぞれの事情、それぞれの背景、それを知ったとき

相手を思いやる気持ちが生まれる。

自分の信じた正義感が揺らぐ、そのとき若者は?

主演のショーンペンを好きになった作品。

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