たぬき隊長の詰所

バイク好きなおっちゃんの趣味と生活の備忘録

副作用

2016-02-18 14:05:13 | 闘病日記
 点滴直後から知覚過敏と末梢神経障害が発現。

 知覚過敏は常温の水道水が氷水みたいに冷痛い。
トイレで手を洗うと痛くて洗っていられない。でも、ぬるま湯だと大丈夫。
冷蔵庫の水を飲んだら、過度にキツい炭酸水を流し込んでいるみたいで口中痛いorz
 末梢神経障害は手足のしびれ。口の中も歯医者で麻酔を打たれた時みたいで、上手く話せない。

 他には発熱と動悸、食べ物のにおいに過敏になる…
 2日目までは主にこんな感じで、水を触るのに勇気がいるくらいで、とりあえず無事に過ごすことができた。水が怖く風呂に入らないので、知覚過敏もあって、自分で自分がかなり臭いw


 3日目から食欲不振が始まり、夕方には吐き気が強まり、夜11時過ぎにトイレで嘔吐。看護師さんに吐き気止めの筋肉注射をしてもらって、ひとまず落ち着く。
 4日目は朝から吐き気に悩まされる。朝食のパンとヨーグルトや果物は手がつけられるけど、昼食は半分も食べられず、夕食の野菜の煮付けの臭いをかいだ瞬間に激しく嘔吐。昨夜吐いてたので部屋に嘔吐用の受け皿を用意していて、ぎりぎりまき散らさずセーフ。
もう源氏物語や風呂どころではない状態で、この二日間で一気に気力を持って行かれるorz

 
 5日目の土曜日の昼頃、吐き気が収まり、嘔吐することはなくなったので、幸いなことに予定通り外出許可をもらって、一時帰宅。
 自宅では岩手の生醤油、沖縄の粗塩等、自慢ではないが、調味料や素材にある程度金をかけているので、病院食と違っておかずの臭いをかいだだけで吐き気を催すことはなかった。これは心底有難い。
 風呂にもゆったりつかり、落ち着いた週末を過ごせた。

 一週間ほどすると、点滴した薬剤の血中濃度がかなり低下した影響か、当初の知覚過敏や末梢神経障害もずいぶん緩み、吐き気も軽いむかつき程度に収まる。ts-1の副作用が現時点ではほとんどないのも、有難い。


 口内炎や骨髄抑制による免疫力の低下、脱毛等はまだまだこれからの経過観察が必要。薬剤等が蓄積していく過程でまだまだ様々な副作用が発現するはずだけど、とりあえずの副作用はこの程度。点滴後、10日以上経過した段階では、食欲も回復し、腹水の減少も自覚できて、手足や口のしびれや知覚過敏を除き、かなり快適に生活できる。
GOGOカレーのカツカレーも自家製の餃子も、韓国人の友人の本場のキムチも完食。誠に有難いことである。

 



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