あたしは生活者

少しの祈りと夢を込めた独断と偏見からなるわたしの日々です。
目的語のない独り言と呈した公然猥褻とはなんぞや。

打倒!「ありのまま」

2018-04-24 02:16:48 | 日記
『 他人の目を気にせずに、人に嫌われても構わずに、自分を信じて突きすすんで突き通せ。ありのまま、自分らしく…(云々…)』

この類の論。
わたしにはどうもやっぱりわかりません。

言わんとすることはわかるのです。
異論もたくさんあるでしょう。
まさか、比喩なんてこともあるのでしょうか…。
しかしそれらを踏まえたとしても…。

言葉が立派すぎるのです。
立派というのも少し違うのかも知れません。

その気安さや、その根底にある自己防衛や力づくのファッションというか、承認欲求を満たすが為のうまい口説き文句にばかり聴こえてしまい、ついわたしはそれらを言う人々に目くじら立ててしまうのです。

あえて「詭…」とは言いません…。
しかしこの違和感とはなんでしょう…。

元も子もないでしょうが、単に熱心にそれらを言う時の、人間というものの、得意になった顔が嫌いなのかも知れません。

あぁ、あーちすと様、げーじゅつか様。
ネズミ講の勧誘業者のひん曲がった口角です。
理想論通り越した自己顕示欲の肥溜めみたいな臭いがします。
高額布団売りを凌ぎとするチンピラヤクザの首にかかる下品なあのネックレス…。

そういう薄汚さとまでは言わずとも、薄気味の悪さを感じてならぬのです。
とても奇妙で滑稽なのです。
浅はかです…。

『 他人の目を気にせずに、人に嫌われても構わずに、自分を信じて突きすすんで突き通せ。ありのまま、自分らしく…(云々かんぬん…)』

わたしはそこの狭間の葛藤こそに得ではない、徳のような愛おしさを感じずにはいられません。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿